ココロとカラダの繋がりを学ぶのに、
よく参考にさせていただいているおのころ心平さん。
彼の著書にも書いてあるし、講座でもおっしゃっていた内容が、
『小5の春』『中2の夏』『高3の秋』は、
「成長のエアポケット」である、ということ。
要は、「精神がかなり不安定になりやすい時期」ということ。
私の娘は今ちょうど高3の秋に差し掛かったところで、
私の“経験”としてはまだなのですが(そんな雰囲気は既に感じられていますが)、
『中2の夏』というキーワードは、
かなり頷けるポイントでした
もちろん人によって多少の時期の前後はありますが、
娘と息子のその時期を思い出すと、
確かにとてもこちらの神経を使って見ながら対応していたし、
他のお子さんの話を聞いていても、
中学生のこの時期はとても繊細で、
甘えたい自分と親から離れたい自分、
自分と友達、自分と社会…
そんな狭間で、とても揺れ動いているんだな~と感じることが多かった。
●小5の春…自分という存在と対峙する
●中2の夏…自分の感情と対峙する
●高3の秋…自分の生き方と対峙する
(詳しくは『ここ一番の言葉』おのころ心平・著を)
そんな時期に子供にとって大切なのは、
「大丈夫だよ、それでいいんだよ」
「ちょっとつまづいたって、あなたの人生にまったく問題はないから、安心してね」
という、親からの言葉や態度、メッセージです。
いろんな方の話を見聞きして感じるのは、
特にこの「中2の夏」の時期(中1もかなり大事だと感じてます)の親の態度がとても重要です
お子さんに何かしら兆候が見られた時に、
これまでと同様“世間で言われてきた正解”から
親御さん自身の不安から価値観を変えることができず
お子さんにそれを求め続けると
お子さんの気持ちのやり場はなくなり、
精神的な不安定さは増していきます。
おのころさんもおっしゃっていましたが、
とくにここは侮れない時期です
この時期のお子さんのご相談を受けた時には、
「とにかく丁寧に対応してあげて下さい」
とお伝えします。
これ!という正解はないので、
お子さんとよくよく会話して(内容は何でもいいです)
よくよく様子を見てあげて、
自分の不安解消のためでなく、
お子さんの不安解消のために、
行動してあげて下さいね
そのために大切なのは、
親御さんの“精神的な余裕”です。
自分にある不安を自分で解消できない時は、
積極的に他人の力を借りてみて下さいね