３人の女神の音楽会＠江南文化会館

演奏会に行ってきました。

自宅から近い、江南文化会館での演奏会です。

出演者は、なんと。
仲道郁代（ピアノ）
千住真理子（バイオリン）
長谷川陽子（チェロ）

の、お三方です。

この三人の演奏が自宅から10分ほどの距離で聞けて、しかも、4000円

（だったかな

）

プログラムは、かなりビギナーさん向けでしたが、それでも、楽器の魅力を十分に楽しめるものでした。

後ろの席の親子さんは、演奏が終わるごとに、
「あ、知ってる」
「聞いたことある」
と、ひそひそお話していました。

仲道さん、ベートーベンのソナタ全曲を終えられ、新たなシリーズを始められていますね。
2027年までかかる、壮大なプロジェクトです。
今回も、ベートーベンが中心を貫いています。

ショパン、シューマン、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ……。
色とりどりのピアノの世界を味わえるシリーズも。
こちらも2027年まで。

仲道さん。
千住さん。
長谷川さん。
ずっと、アイドル性が高くて、なんとなく食わず嫌いで来たのですが。
今回の演奏会をお聞きして、その人気も頷けるなと思いました。

可愛らしいのです。
お三方とも。
愛らしい、とうのでしょうか。
それに加えて、音楽に対する愛情、真摯さ、いい意味での貪欲さがひしひしと伝わってきます。

それと、千住さんの愛器、「デュランディ」の音色は凄かったです。
もうね、響いてくる次元が違うのです。
上から下りてくると言うか。
上からドームのように包み込まれるというか。
とにかく、周波数が、世俗のものと、まったく違うのでは、と思うような響き方をします。

もちろん、その響きも、表現力も、千住真理子という演奏者がいてこそのものではありますが……。

次元が違います。
天上の響きみたい……。
（聞いたことないけど

）

長谷川さんのチェロも表情豊かで、華やかに伸びやか。

お三方の、音楽に対する愛情や、お互いに対する尊敬が溢れていて、素晴らしい演奏会でした

いやいや。
素敵な時間を過ごさせていただきました。

江南文化会館。
かなりリーズナブルなお値段で、時にすごいビッグネームの演奏会を開いてくれます。
お近くの方、ぜひチェックしてくださいね

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