ブルグミュラー以上の価値をつける。

ピアノの有名な教本に、
「ブルグミュラー２５の練習曲」というものがあります。

長く、この教本を使っていませんでしたが、最近また使うようになりました。

その理由は、使いやすい楽譜が手に入るようになったから

一番有名な全音から出版されているものは、楽譜が小さくて。
それだけで、今の子供たちは、やる気を失っていきます。

わたしたちが小さい時は、小さくなった楽譜に、
「難しいのが弾けるようになった」
なんて思ったものでしたが……

時代が変わると、子供の意識も変わりますよね

拡大コピーを取ってもらったりもしたのですが、そうすると譜面の管理がめんどう。

他に、大きな音符で書かれている楽譜もあるにはあるのですが、タイトルがいけない

音符が大きいのには、ほぼ間違いなく、
「こどものブルグミュラー」

と、但し書きがついてしまうんです。

そうすると、生徒のモチベーションがこれまた下がるんですね

ふん。
こどもって、かんたんってことでしょ

そんな子供向けの練習曲なんて、いやだわ。

譜面が小さいのはいやだけど、子供と付くのも同じくらいいや。

子供の心理は、なかなかに複雑です

そんなこんなで、長い間、ブルグミュラーは、教室の定番から消えていました。

それが、少し前に、ちょうどいい版を見つけたのです

こどもピアノレッスン新こどものブルクミュラー 25の練習曲表現力がぐんぐん育つ!はじめて...

972円

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譜面は大きいし、お値段も手ごろ。
カラーの挿絵や、曲の説明も、簡潔で、子供にも読める。

ブルグミュラー、面白くないな～～～～、と思った時期もありました。
四期という、様々な時代の曲を学ぶレッスン方法を取り入れた時期から、実は使っていませんでした。

もう、２０年以上になります。

でも、１つ１つに、イメージを湧かせるタイトルがついていたり。
基本の和音を確実にものにできるようになっていたり。
ポピュラーや合唱の伴奏に必要な、「右手メロディー、左伴奏」的な基礎がしっかりつくし。

そんなことで、最近は、ブルグミュラーを復活させています。

もちろん。
それだけでは済ませません

曲想についてじっくり考えて、それを表現してもらうのは、あたりまえ。

出版されているものや、自作の伴奏をつけたりして、さらに世界を拡げるのが、お寺のピアノ教室のブルグミュラーレッスンです

ブルグミュラーに、ブルグミュラー以上の付加価値を付ける

未来へとつながる、ブルグミュラーレッスンをお届けします

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