今の先生と、レッスン方針が合わないのです。
相性が悪いのでしょうか。
そんな相談を頂くことがあります。
でも、その場合、
保護者の考える「ピアノレッスン」と、
先生の行なっている「ピアノレッスン」とに、差がある。
ということも多いです。
例えば、保護者の方が、「ピアノを楽しめればいい」
と、思っているのに、
ピアノの先生が、コンクールに熱心で、出場をすすめてくる、とか。
すすめないまでにも、周りの大多数がコンクールを目指す子で、
なんとなく、まわりの雰囲気から浮いてしまう、とか。
その逆に、コンクールなどに出して、ばりばりやりたいのに、
先生は、コンクールをすすめてくれない、とか。
学校での伴奏オーディションを受けたくて、レッスンをお願いしたいのに、
先生が無関心だとか。
そんなことがあります。
そして、それを、なかなか先生に言うことは出来ない。
だから、それがなんとなくぎこちなさにつながり、
「相性が悪い」
と、感じてしまうこともあります。
そんなときは、出来るなら、まずは、
今習っている先生に相談してみてください。
コンクールを受けたい、とか。
受けたくない、とか。
伴奏をやりたいとか、
レッスンを見てもらいたい、とか。
もちろん、先生を選ぶときに、
「教室の得意とすること」
を、見極めておくことも大切です
でもね。
ピアノをやっていくうちに、意識が変わることもありますよね。
そんなときには、遠慮なく、先生に相談してみてください。
先生の得意とするレッスンもありますが、
生徒さんの要望に応えよう、としてくれる先生の方が多いと思います
対応が難しければ、他の先生を紹介してくださることもあります。
まずは、今の先生に相談してみる。
その上で、次に進むべき道を、
考えてみるのはいかがでしょうか