建築家の津端修一さんと奥様の英子さん。
お二人の暮らしを映画にされた、「人生フルーツ」が、
現在、ミッドランドシネマ名古屋空港で上映されています。
まだ映画は見に行っていないのですが、
かわりに何冊か、お２人の本を買いました。
映像も好きだけれど、好きな時間に読める本は、もっと好きです
そのうちの一冊を、ダイニングテーブルの上に置きっぱなしにしていたら、
ふと、夫が手に取って、見ていました。
夫は、仕事と趣味以外の本は読まない人ですので、
ぱらぱらめくっていただけですが、
「楽しそうな生活だね」
と言ってくれまして。
そう。
実は、我が家、この「フルーツガーデン」を目指しているのです
もともと、夫とわたしは、真逆の生命体で、
趣味も正確も、生活パターンも、まるっきり違います。
職業が「先生」というのが、唯一の共通点かな
ところが、なんとなく、気が合いまして。
（お互いに、お互いをほどよく野放し……）
そんな私たちの共通項が、
「畑をしたい」
「体に良くて、美味しいものをたべたい」。
なんです。
そして、出来れば、地産地消。
自分たちで自家菜園できたら、さらによし
実は、畑も借りられることになりまして
そんなときに、本屋で出会ったのが、津端ご夫妻の本でした。
はあ～～～～～。
最近、小春日和を感じる自分なんて、いなかったんじゃないかしら
小春日和はあっても、
それを感じることはあっても、
なんとなくその瞬間で流してしまって、
味わうことなんてしていなかった気がします。
そんなんじゃ、せっかく田舎に住んでいるのに、
もったいない
この村でも、畑のやり手が減ってしまい、
ずいぶん、ほったらかしの土地が増え、
そこに家や倉庫が立って行く……なんて風景ばかりです。
でも、自分たちの周りだけでも、畑を残すことはできるんじゃないかな。
そんな風に、最近は思うようになりました。
村を変えたいとか。
周囲を変えたいとか、そんなんではなくて、
まずは、自分がしたいことをしてみる。
そこが大切かな、と
そこから、何かが生まれれば、それで嬉しい。
我が家は一歳違いだから、
９９歳と１００歳まで、生きたいな
（もちろん、束縛はせずに、健康で、ね
）
）