教えることの、醍醐味。

ピアノを教えていて、良かった、と思うこと。

それは、

たくさんの疑似母体験ができるということ。



わたし、子育てが好きです

こどもが小さい時は、ほんとにつらくて。
毎日泣いていましたね。

なんで泣いていたかというのは、
また別のなが～～～～～～～い話になるので、置いておいて……


それでも、こどもは面白い

うちは男の２人ですが、同じ親から生まれたのに、
これがまた驚くほどに、性格が違います。

親にしてもらいたいことも違うし。
その子をやる気にさせる言葉も、手段も、まったく違う。

自分のＤＮＡを引き継いだ子供でさえ、そうなのですから、
これが、自分と違うＤＮＡをもった子供だと、

その面白さは、想像を絶します


価値観も、ほんとに違う。
違い過ぎて、悩んでしまうことも、たまにはありますが……


そうくるかっ

と、楽しめるだけの、ほどよい距離感もあります



例えば、習字の先生とか。
こういう楽器の先生とかは。
バレエや日舞の先生とか。
小さい時から始めるお稽古事って、
永く、永く、こどもたちと付き合っていくことができます。

もうね。
ああ、ほんとに大きくなった
よく育っってくれた


そう思うんです。

自分のこどもだと、わたしがそう思えるのは、たったの２人。
でも、生徒さんを合わせると、その数は何倍にも膨らみます


わたしが育てたわけではないんですけどね。
勝手に、成長を長いスパンで見させていただけるわけです




わたしが、今の場所で、ピアノ教室を始めてから、８年。
一番長くて大きい子が、中学２年生です。

いつまで、こうやって毎週会えるのかはわかりませんが……。
いやいや。
あんなに小さかった子がね～～～



文句ひとつ言っても。
練習しなかった言い訳を聞いていても。
それを叱っていても。

とにかく、楽しい



たくさんの子供さんと関わらせてもらっているから。
たくさんの学生と関わらせてもらってきたから。

わたしは、自分の子の子育てが出来ているんだと思います



あ～～～あ。
そうやって。
教室で教えてきた子たちが、結婚したりしたら……。
楽しすぎる
嬉しすぎる



……いかん。
妄想の世界に入って行っちゃってますね






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