昨日の朝は晴天でした。
なので、自転車通学の長男、合羽を忘れて行きました。
そうしたら、昼前から降り始め、3時頃にはどしゃ降りに
長男が濡れるのは、どうってことないのですが……。
(帰宅したら、とっととお風呂に入れて温めれば良い)
教科書が濡れるのはやっかいだ。
今までにも、濡れた教科書を乾かすのに、どれだけ大騒ぎしたか……。
それを考えると、ぞっとする、母でした
なので、高校の事務室に預けることにいたしまして。
長男の高校まで、出かけて行きました
でも、事務室がわかりません。
ちょうど、下駄箱のあたりに座り込んでいた、
多分3年生の男子3人組に、声をかけました。
「事務室、どこですか」
すると、3人が全員立ち上がってくれまして。
左手を差しながら、
「あそこが事務室です。
そちらの入り口から入れますので」
と、丁寧に教えてくれました。
なんだか、とっても、清々しい
こちらの高校。
正直言いますと、我が家ではまったく眼中になかった高校なんです。
受験寸前まで、考えたこともなかった。
少し、遠い高校だったのと。
わがままな母は、もう少し、上を狙ってほしかった……
(いやですね~、俗物で)
けれど、受験校を決める寸前に、親子で何校かを見学しまして。
そうしたら、校舎も、中庭も、きれいに整えられていたんです
なんか、この高校、よくない
そうやって、寸前に急浮上したこの学校に、縁があって、長男は入学しました。
そして、こうやって、生徒さんと話すと。
なんだか、やっぱり、良い
なんだか、次男も、この高校に入れたくなってきましたよ
まあ、次男の気質にあっているかどうかの問題もありますのでね。
一概には言えませんが
でも、
リピートしたくなる、って、こういうことだな、と思いました。
特別な何かを受けたとかいうわけではなくて。
そこから自然に生まれてくる雰囲気。
陽の気。
そこから受ける、清々しさ。
なんだか、心がふっくらする感じ。
きっと。
あの人に、また会いたいとか。
あのお店に、また行きたいとか。
あの教室に、また通いたいとか。
それも、結局は、同じことなんだと思う。
ぽっとん。
心に、染み入る、一粒のきれいな、雨粒。
それが、リピートの芽を育てるのですね