担当の学生も新しくなり、お互いに慣れるまでにはちょっとかかりそうです。
講師が変わると、ドキドキで、ときとして、手が震えている学生も……
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そんな中で、楽曲への取り組みが甘く、何度もつかえてしまう学生がいました。
十分に弾きこんでいない箇所、出来ない原因、その練習の仕方……などなど。
伝えた後、
では、もう一週間、やってきてね。
そう伝えたところ……。
えっ
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この曲は〇をもらえないんですか?
……。
まだ弾けていないのに、〇は出しません。
一生懸命練習したんですけれど。
………。
それで、弾けてるんですか
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さっき、練習では弾けてたんです。
じゃあ、人前でも弾けるまで練習しておいてください。
〇はもらえないんですか
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私がここで〇をあげたら、あなたのピアノは上達するのですか
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あげません。
基準に達していないのに、〇はあげられません。
この曲で、まだ取り組むべきものがあると、私は判断しました。
この状態で、他の曲に取り組むより、ここで十分に練習した方が、この先の曲にも必ずよい影響が出ると、私は思いますが
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ここで、一つ〇をもらうより、次の3っつに繋がる練習をしたほうがいいのではないですか
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まだ一週間しか取り組んでいない曲です。
私はまだ練習すべきだと思い、次のレッスンまで持ち越しをしました。
数、と内容。
どの曲をどの学生がどこまで弾ければOKなのか……。
それを、教師側は、かなり真剣に考えています。
ある程度の経験を積んだ教師なら、五分も聞けば、その学生の実力、性格、その練習の度合いも分かるものです。
それを踏まえた上で、ある程度の長さをもったスパンで、上達への方法を考えています。
この学生とは、その後も20分ほど話し、もう一度取り組ませる理由を理解してもらいました。
とはいえ。
不満を持っているのに、それを教師側に伝えないのもよくありません。
なので今回のように、直接聞いてくれることは、ありがたいことでもあります
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
学生と教師との信頼関係は、一方通行では成り立ちません。
春です。
新しい学生と信頼関係を結べるようにしばらくは丁寧に説明していくことが必要ですね
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