クラシック界で、世界屈指の指揮者、クラウディオ・アバド氏の訃報が世界を駆け抜けました。
クラウディオ・アバド。
イタリアに生まれ、ロンドン、スカラ、ウィーン、ベルリンフィル、と、グローバルに活躍した指揮者でした。
私は生で聴いたことはありません。
ので、その演奏について、なんら語る資格はありませんが、今日の中日新聞の一節で、とても興味のある記事を読んだので、ここでシェアさせていただきます。
出典mmkanagawa.exblog.jp
バイオリニストだったアバドの父親が、アバド少年に教えたそうです。
誰かと一緒に音楽をやる時はには、自分がうまく弾けるとか、よい耳を持っているかということはそれほど重要ではない。
音楽においても日常生活においても、ほかの人の言うことに耳を傾けることが最も大切なのだ。
(『アバドのたのしい音楽会』評論社)
名指揮者を作った親の心の素晴らしさに、敬意を。
そして、音楽会の大きな痛みに……合掌。