今日の空は雲一つない完璧な青空。
この空を見て思い出したのが、
この曲
作曲者は皆さんご存知のこのかた
ベートーヴェン
エリーゼのために、とか、
ジャジャジャジャーン、
ジャジャジャジャーン、で有名な、
交響曲「運命」とか、
年末にこれでもかと流れる、
「歓喜の歌」を作曲された、
超有名な作曲家です。
そのベートーヴェンの代表シリーズに、
32曲からなる、ピアノソナタ集があります。
ピアノの新約聖書、と呼ばれているこの32曲の、最後から二番目のソナタが、冒頭の楽譜です。
この曲を、とある演奏会で弾こうとしていた私。
そのことを思い出し音高時代からの友人に伝えると、
あんたにはあの曲はあってないよ。
その前のにしたら
相談をしたわけではなかったので、
私はそのまま自分の選んだ曲を弾きましたが、
どうして友人が別の曲を勧めたのか、
ずっと気になっています
気になっているというのは、
その理由を聞くことがもう出来ないから
友人は、
五年前にあの世へ旅立ってしまいました
彼女が私に弾けと勧めてくれたのは、
こちらの曲
どちらも、
ベートーヴェンが、
彼の「永遠の恋人」の為に、
作曲したものです。
もう一曲加えた三曲で、
ベートーヴェンのソナタ集は終わりを迎えます
彼の愛も実ることなく、
終わりを迎えました
演奏はやはりこの方をオススメ
私の大好きな、
グルダ
この笑顔がたまりません
い、いえ、
演奏も凄いのです。
私、中学時代からいやってほどベートーベン弾いているので、
ソナタの全集は色んなものを持っていますが、
このグルダに敵うものはありません。
全集なので、ベートーヴェンソナタの全曲が入っています。
私が弾いたのは31番。
友人が強く勧めてくれたのは30番。
死ぬ前に弾いてみたいのは、
最後の32番。
きっと彼女は言いますね。
あんたにはその曲は合わないって
あの青空のように、
完璧を求めていた友人は……
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