イマイチ日常に乗れない…。
燃え尽きた…。
そんな日、ありませんか
私がそんな日に聴くのは、こちら
グリーグの叙情小曲集です。
グリーグと言いますと、
圧倒的にコンチェルトが有名ですよね。
私も大好きな曲です
でも、
何にもする気が出ない日には、
コンチェルトは生命力に溢れすぎていて、
心がついていけません
そんな日には、
この小曲集がうってつけ
コンチェルトが、大舞台で大多数の聴衆に訴えかける曲だとしたら、
こちらは、リビングに置いたピアノで、
日記のように日々の出来事を愛する人に報告するような曲たちです
作曲された年月も永い年月に渡っています。
ギレリスやリヒテルなど巨匠が弾いたものもありますが、
殆どが抜粋。
でも、こちらは全66曲が入っています。
ピアノは、エヴァ-ポブウオツカ
ポーランドの女流ピアニストです。
歌うように優しく響くピアノが秀逸です
全部聴くのはシンドイと思われる方も、
ぜひ、全曲を聴いていただければ…と願います。
じっくり腰を据えて聞かなくていいんですよ。
でも。
万華鏡の様に色とりどりの風景が通り過ぎたあとで、
66曲目に入った瞬間、
ああ、人生は美しい……
そんな思いが溢れてくると思います。
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