昼間はまだまだ暑いのですが、
夜の風は確実に秋の気配が感じられますね
遠慮がちだった虫の音も我が物顔になり、楽しそうに合唱しています
この季節の、
私の一押しはこの方
ブラームスです。
オススメの曲は本日はピアノではなく、
オーケストラ
こちらです
あれ、右側切れちゃった
演奏はウィーンフィル。
指揮はマリオ-カルロ-ジュリーニ。
ブラームスのシンフォニー第一番と、
ハイドンの主題による変奏曲のカップリングですが、
シンフォニーはまだ聴くと暑いので、
ハイドンにいたしましょう
ブラームスはちょっぴり不幸な方で、
若い時には成熟に憧れ、
壮年以降は若さに憧れるという、
ないものねだりをして、
実年齢を謳歌できなかった模様
だから、若いのに、歳上の人妻、クララに惚れてしまったのでしょうな。(シューマン夫人のね)
その屈折したブラームスが書いた、
この上なく美しいオケの曲を、
ウィーンフィルとマリオ-カルロ-ジュリーニが上品に奏でてくれます
パッケージのジュリーニ、素敵でしょ
晩年のブラームスはお髭もじゃもじゃのしかめ面の写真が有名ですが、
若い時は美青年なんですよ
二十歳のブラームスです
音高時代、この絵に惚れて、
ブラームスばかり弾いていた友達がいましたっけ