AIJ投資顧問の年金資産詐取事件で、新たに6つの年金基金から計約103億7千万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は30日、詐欺容疑で、AIJ社長の浅川和彦(60)とAIJ取締役の高橋成子(53)、傘下のアイティーエム証券(ITM)社長の西村秀昭 (56)=いずれも詐欺罪などで起訴=の3被告を再逮捕した。
3人はこれまでに全国の6つの年金基金から計約100億円を詐取したとして逮捕、起訴されており、今回の逮捕で3度目。立件総額は200億円を超えた。
再逮捕容疑は平成21年4月~今年1月、全九州電気工事業厚生年金基金(福岡市中央区)や栃木県建設業厚生年金基金(宇都宮市)など5都県の6つの年金基金に対して虚偽の運用実績を示して実際より価値を約5~120倍水増ししたファンド(投資信託)を販売し、各基金から約4億~約29億9千万円、計約103億7千万円をだまし取ったとしている。
AIJは21年4月以降、顧客の年金基金からの解約が相次ぎ、新規顧客から預かった年金資産を直接解約料に充てる「自転車操業」が常態化していた。
同課によると、AIJはこの時期に全国の計61基金から計約540億円を集めていた。
同課は今年6月、うち計約70億円分について、浅川容疑者ら3人とITM取締役(50)=処分保留で釈放=の4人を詐欺容疑で逮捕。7月には計約30億円分について再逮捕していた。
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