皆さん、良いお年を迎えることができましたか?
本年もどうぞ宜しくお願いします。
今年は60年に一度の「黒龍の年」なので、飛躍の年にしたいと思います。
さて、今週も年始ということで、際立ったニュースが多くなかったので、二つほどお知らせしたいニュースを紹介し、その後、三浦の独断と偏見による2012年予測を記したいと思います。
2012年は、ひと言で占うなら「小手先のサービスや企業が淘汰される年」。
では今週のスタートです。。。
1. 米国のエグジット状況
2011年の米国のエグジット実績についての記事がありました。
エグジットとは、先週ちょっと触れましたが、お金を出す側からすると投下した資金を回収する手段のことですが、分かりやすく言い換えるとM&AやIPOのことです。
2011年の米国のVCやインキュベーターなどのベンチャー支援企業がエグジットした案件は、522社で532億ドルを獲得しました。
これはあくまで平均ですが、1件当たり1億ドル(約77億円)と考えるとかなりの金額ではないでしょうか?
ちなみに、前期比では4%ダウンしたそうですが、エグジットにより得られた資金額は26%増加しました。
日本も早くこういう状況になって欲しいものです。
2. 日本のビデオゲーム売上(台数と本数)
日本のコンシューマゲーム(家庭用ビデオゲーム)市場についての統計がありました。
これによるゲーム端末の販売台数と、ゲームソフトの販売本数のベスト5は以下の通りです。(括弧内は累積数字)
◉ゲーム端末
1)Nintendo 3DS:4,135千台
2)Sony PSP:1,960千台 (18,237千台)
3)Sony PlayStation 3:1,467千台 (7,417千台)
4)Nintendo Wii:937千台 (12,167千台)
5)Nintendo DS (全モデル): 711千台 (32,835千台)
◉ゲームソフト
1)Mario Kart 7 (Nintendo 3DS): 1,082千本
2)Super Mario 3D Land (Nintendo 3DS): 1,042千本
3)Monster Hunter Portable 3rd (Nintendo 3DS): 1,021千本 (4,502千本)
4)Monster Hunter 3G (Nintendo 3DS): 809千本
5)Final Fantasy XIII-2 (Sony PS3): 697千本
<三浦の2012年予測>
1. スタートアップの増加と淘汰。
昨年は先週の『hirog』でも書いたとおり、たくさんのスタートアップが登場しました。
今年もその傾向は続くと思います。
数多くのwebサービスが生まれましたが、今年はそれらに対するユーザーによる判決が下ります。
結果、多くの失敗も出て来るでしょう。
これは悪いことではないのですが、それによる失敗を良しとしたり、失敗者にチャンスを与える環境の整備が早期に求められると思います。
昨年生まれたスタートアップの多くが、スマートフォン向けのアプリだったりしました。
コストがかからずに、しかもバージョンアップを前提とした事業スタートということで、リーンスタートアップがもてはやされました。
今年はそれなりのものを作って行かないと勝負できない年になると思います。
世の中には優秀なアプリが出回って来ていて、ユーザーの目が肥えて来ているので、それらに勝つためには陳腐なアプリでは難しくなって行くでしょう。
ソーシャルメディアで悪い評判は一気に広がるので、一度ついたイメージを回復させることは簡単ではありません。
また、プラットフォームもiPhone以外にandroid、windows mobileと対応していく必要が出て来るので、個人には逆風の年になるのではないでしょうか。
2. ソーシャルへのアンチテーゼが生まれる。
昨年国内で一気に知名度をあげたFacebookですが、プライバシーの問題など不満を持つ人も少なくありません。
また、昨年は「ソーシャル」と名のつくサービスが竹の子のように出現しました。
人間は、すべてが他人に興味があるわけではありません。また他人といっても親しい人だけの間でコミュニケーションを取りたいというニーズが本来のものだと思っています。
今年はオープンソーシャルに対するリバウンドが起こる気がします。
そしてそれらのムードにのったサービスが流行するでしょう。
乱暴な言い方をすれば、Facebookは世界的には盛り上がりのピークは過ぎているし、mixiは過去のものとなりつつあります。
もっと優れたサービスが出て来る可能性があると思います。
3. ソーシャルゲームに変化が訪れる。
グローバルでは直近で上場したZyngaや圧倒的なユーザー数を誇るAngryBird、国内でも信じがたい利益率をたたき出しているGREEやmobage。。。世界的にソーシャルゲームの流れが来ています。
市場自体は今後も成長を続けるのは間違いありませんが、今年は変化が訪れると思います。
1つは、ソーシャルゲーム企業の成長に鈍化が見られるであろうこと。
もう1つは、ベンチャーには厳しい環境になるであろうこと。
Zyngaがこれまでの調子で業績を伸ばし続ける理由は見つけ難いし、GREEやmobageは海外に活路を求めていますが、正直厳しい戦いになるでしょう(個人的心情としては頑張って欲しいですが)。
また、既に市場が出来上がってしまったソーシャルゲームは、これからは資本のフェーズに入ってくるので、現時点で資金を調達できていないところは厳しくなってくると思います。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
今年は60年に一度の「黒龍の年」なので、飛躍の年にしたいと思います。
さて、今週も年始ということで、際立ったニュースが多くなかったので、二つほどお知らせしたいニュースを紹介し、その後、三浦の独断と偏見による2012年予測を記したいと思います。
2012年は、ひと言で占うなら「小手先のサービスや企業が淘汰される年」。
では今週のスタートです。。。
1. 米国のエグジット状況
2011年の米国のエグジット実績についての記事がありました。
エグジットとは、先週ちょっと触れましたが、お金を出す側からすると投下した資金を回収する手段のことですが、分かりやすく言い換えるとM&AやIPOのことです。
2011年の米国のVCやインキュベーターなどのベンチャー支援企業がエグジットした案件は、522社で532億ドルを獲得しました。
これはあくまで平均ですが、1件当たり1億ドル(約77億円)と考えるとかなりの金額ではないでしょうか?
ちなみに、前期比では4%ダウンしたそうですが、エグジットにより得られた資金額は26%増加しました。
日本も早くこういう状況になって欲しいものです。
2. 日本のビデオゲーム売上(台数と本数)
日本のコンシューマゲーム(家庭用ビデオゲーム)市場についての統計がありました。
これによるゲーム端末の販売台数と、ゲームソフトの販売本数のベスト5は以下の通りです。(括弧内は累積数字)
◉ゲーム端末
1)Nintendo 3DS:4,135千台
2)Sony PSP:1,960千台 (18,237千台)
3)Sony PlayStation 3:1,467千台 (7,417千台)
4)Nintendo Wii:937千台 (12,167千台)
5)Nintendo DS (全モデル): 711千台 (32,835千台)
◉ゲームソフト
1)Mario Kart 7 (Nintendo 3DS): 1,082千本
2)Super Mario 3D Land (Nintendo 3DS): 1,042千本
3)Monster Hunter Portable 3rd (Nintendo 3DS): 1,021千本 (4,502千本)
4)Monster Hunter 3G (Nintendo 3DS): 809千本
5)Final Fantasy XIII-2 (Sony PS3): 697千本
<三浦の2012年予測>
1. スタートアップの増加と淘汰。
昨年は先週の『hirog』でも書いたとおり、たくさんのスタートアップが登場しました。
今年もその傾向は続くと思います。
数多くのwebサービスが生まれましたが、今年はそれらに対するユーザーによる判決が下ります。
結果、多くの失敗も出て来るでしょう。
これは悪いことではないのですが、それによる失敗を良しとしたり、失敗者にチャンスを与える環境の整備が早期に求められると思います。
昨年生まれたスタートアップの多くが、スマートフォン向けのアプリだったりしました。
コストがかからずに、しかもバージョンアップを前提とした事業スタートということで、リーンスタートアップがもてはやされました。
今年はそれなりのものを作って行かないと勝負できない年になると思います。
世の中には優秀なアプリが出回って来ていて、ユーザーの目が肥えて来ているので、それらに勝つためには陳腐なアプリでは難しくなって行くでしょう。
ソーシャルメディアで悪い評判は一気に広がるので、一度ついたイメージを回復させることは簡単ではありません。
また、プラットフォームもiPhone以外にandroid、windows mobileと対応していく必要が出て来るので、個人には逆風の年になるのではないでしょうか。
2. ソーシャルへのアンチテーゼが生まれる。
昨年国内で一気に知名度をあげたFacebookですが、プライバシーの問題など不満を持つ人も少なくありません。
また、昨年は「ソーシャル」と名のつくサービスが竹の子のように出現しました。
人間は、すべてが他人に興味があるわけではありません。また他人といっても親しい人だけの間でコミュニケーションを取りたいというニーズが本来のものだと思っています。
今年はオープンソーシャルに対するリバウンドが起こる気がします。
そしてそれらのムードにのったサービスが流行するでしょう。
乱暴な言い方をすれば、Facebookは世界的には盛り上がりのピークは過ぎているし、mixiは過去のものとなりつつあります。
もっと優れたサービスが出て来る可能性があると思います。
3. ソーシャルゲームに変化が訪れる。
グローバルでは直近で上場したZyngaや圧倒的なユーザー数を誇るAngryBird、国内でも信じがたい利益率をたたき出しているGREEやmobage。。。世界的にソーシャルゲームの流れが来ています。
市場自体は今後も成長を続けるのは間違いありませんが、今年は変化が訪れると思います。
1つは、ソーシャルゲーム企業の成長に鈍化が見られるであろうこと。
もう1つは、ベンチャーには厳しい環境になるであろうこと。
Zyngaがこれまでの調子で業績を伸ばし続ける理由は見つけ難いし、GREEやmobageは海外に活路を求めていますが、正直厳しい戦いになるでしょう(個人的心情としては頑張って欲しいですが)。
また、既に市場が出来上がってしまったソーシャルゲームは、これからは資本のフェーズに入ってくるので、現時点で資金を調達できていないところは厳しくなってくると思います。