経営者に必要な資質は何ですか?

このような問いは、あちこちで目にしますが、人により答えは様々です。

よく言われるものは・・・、

「情熱」「リーダーシップ」「信念」「先見性」「ビジョン」「勇気」「人徳」「謙虚さ」「判断力」「実行力」「向上心」「自信」「経験」などなど。

参考になるのは、やはり成功したと言われる経営者が発した言葉ですが、例えば日本において経営者の神様と言われる「松下幸之助」さんは、経営者に必要なものは「体験」・「カン」・「判断の速さ」・「実行力」・「勇気」の5つだと述べています。

なるほど・・・と思いますが、今の時代のインターネットの業界においては、必ずしも当てはまらないと思うのが「体験」です。

インターネットは、業界の流れや技術の進歩が早く、体験したことのない世界が広がっています。
経営者は、その中において自分なりの予見を立てて経営をしていかなくてはなりません。
というか、最初は「経営」という大袈裟なことまで考えないでスタートすることも少なくないのではないかと思います。

そういった中で重要となってくるのは、「新しいアイデアやビジネスモデル」、「個人の特殊な能力」、「緩やかなネットワーク」などであり、時にはユーザーがサービスをつくってくれたり、より良いものにしてくれることもあります。

誤解を恐れずに言えば、インターネット企業の経営者は人としては未熟な場合も多々あるのではないでしょうか。

分かりやすい例でいうと、通常の会社の場合は「嫌でも付き合う」ということが避けて通れないケースが多いですが、インターネットの場合は「嫌なら付き合わない」ということも通用するような気がします。

ちょっと話がそれましたが、個人的には「経営者に必要なものを一つだけあげよ」と聞かれたら、会社の立ち上げ時期には「信念」、事業が安定してきたら「バランス感覚」、と答えます。

また、インターネット業界において、一つだけ大事なものをあげるとしたら「柔軟性」だと思っています。

そして、自分に足りないものがあったら、そういう人を傍におけば良いと思います。

以前何かで、経営者に一番求められるのは「必要なものを手に入れる能力」だというのを目にしたことがありますが、これもまた真かも知れません。