今日は業界の流れを象徴するリリースがありました。

SNS大手の「GREE」が「アトランティス」を買収するという記事です。

しかも、買収金額は約20億円。

アトランティスはアドサーバーの運営が主体の会社ですが、GREEは当該会社を子会社したのち、スマートフォン向けアドネットワーク事業を展開すると発表しています。

アトランティスはスマートフォンユーザー429万人への広告配信が出来ると以前発表していたので、まさにここに目を付けたものと思われます。

この買収の背景には「GREEの危機感」と「スマートフォン市場の台頭」があるとみています。

スマートフォンの拡大で、GREEのビジネスモデルは長くは続かないと田中社長が言っていたように、良い意味での危機感が早期に布石を打つということにつながったのだと思います。
また、スマートフォンの流れは止まらないこと、そしてその市場が今後拡大していくことを象徴している気がします。

また、個人的に興味深いのは、このアトランティスは2007年の創業でまだ3年しか経っていない会社であることです。
この未上場の会社にこのバリューが付いたというのは必見で、上場以外のエグジットが日本でもポピュラーになる可能性を示唆しているように思えます。

ちなみに、アトランティスの社長は、買収が成立すれば10億円近くを手にすることになります。

昨年は、ヤフーがシリウステクノロジーズという会社を買収しましたが「アド」というのがキーワードになる流れが続いている気がします。