北朝鮮では、先日金正日総書記の三男の正恩氏が後継者になることが確実視されましたが、中国においては昨日共産党中央委員会全体会議において、習近平氏が胡錦濤国家主席の後任になることを匂わせる決定がありました。

第5世代と言われる胡錦濤国家主席の後任候補としては、これまで習近平氏と李克強氏の二人が筆頭に挙げられていました。

今回の中央委員会全体会議で中国共産党中央軍事委員会副主席に選任されたことで、習近平氏が胡錦濤氏を継いで次期国家主席に、李克強氏が温家宝氏を継いで首相になる可能性が高くなりました。

fonfunはかつて安徽省に開発センターを持っていたことから、私自身は安徽省出身である胡錦濤氏や李克強氏の方が親近感を持ってしまうのですが、習近平氏の人物像も私が知る限りの情報では悪くないと思います。

習近平氏の父は元副総理、奥さんは中国の有名な軍隊歌手で知られています。

習近平氏は、昨年12月に天皇に謁見する際に大きく報道されたので記憶に新しい方も少なくないかと思います。
宮内庁が断ったにもかかわらず鳩山首相が天皇に薦めて謁見したことが問題になった例の一件です。

習近平氏は、最近の中国共産党幹部の演説や文章について批判も行っていて、国民に理解されやすいような改革を進めていると言われています。
また、堅実な性格で賄賂や汚職については、徹底的に処分してきたとも伝えられています。

習近平氏も李克強氏も敵を作らないタイプで知られていますが、逆にいうと本心が分からないということを言えるかもしれません。

肝心の習近平氏の日本への印象については不明ですし、日本人とのパイプについても希薄と言われています。
つまり未知数だということです。

ちなみに、習近平氏は以下の肩書をもっています。
・中華人民共和国副主席
・中国共産党中央政治局常務委員
・中国共産党中央書記処第一書記
・中国共産党中央党校校長
・中国共産党中央軍事委員会副主席。

党内序列は第6位。

この辺の複雑な権力組織については明日触れたいと思います。