先日の日経新聞に日本の技術について触れているコラムがありました。
その中では、神戸製鋼の「8時間の工程を10分で出来るようにした製鉄所」、ホンダの「自らバランスを取って転倒を防ぐバイク」、ブリヂストンの「曲げても壊れない電子ブック」などが紹介されていました。
興味深いひとつのキーワードは「専門以外の分野への応用」。
ホンダの「転ばないバイク」は、二足走行ロボットである「アシモ」のバランス制御技術を応用して開発したもの、そしてブリヂストンの「曲がる電子ブック」は、電子ペーパーと電子回路基盤を一体化するという部分は、タイヤで培った材料技術が基になったそうです。
自動車のハイブリッドしかり、高機能携帯電話端末しかり、家庭用ビデオゲーム機器しかり、日本発の高品質、高性能商品はたくさんあります。
日本人の勤勉さ、粘り強さの結晶でもある気がします。
暗い話が多い中、こういったことをあらためて考えてみると、元気が出てきます。
一方で、なぜか無いのが「日本発のIT・インターネットのグローバルサービス」。
日本のIT系のベンチャー企業の経営者の中には、世界で通用するサービスをつくりたい、と意気込む方々は少なくありません。
でもなかなか実現していないのが実情です。
研究開発の体力の問題もあるのかも知れません。
米国のVCのような資金面での支援などがあればより現実味を帯びてくるかも知れません。
日本のモノづくり技術、製造業だけではなく、ITサービスで花開く日が待ち遠しい感じです。