サービス業が大好きで、逆に言うとうるさい私ですが、サービス業の究極は「お客さまが値付けをする」ということだと考えています。


「マッサージへ行っても全く身体が楽にならない」
「食事をしても全くおいしくない」
「ホテルへ行ってもサービスが悪くて逆に気分が悪くなった」


などなど、お店へ行って、不満を持ったまま帰ることがたまにあります。
そんなときは、時間もお金も無駄遣いしてしまったな、と悲しい気分になります。


そんな中、私が理想とする(!?)飲食店に出会いました。

と言っても、実際にそのサービスを利用したわけではないのですが・・・(^^;)。


そのお店は渋谷のマルキューこと「109」のすぐ近くにあり、カフェとイタリアンが併設された構成になっています。


私が利用したのは、カフェだけなのですが、イタリアンの方は予約がたくさん入っているようで、人が次々とやってきます。


すると、入り口のポスターに「料金はお客様がお決めください」とあります。

つまり、料理を食べてから支払う金額を自分自身が決めるという設定になっているのです。



中国が大好きな社長のブログ


もっとも、このような大胆な戦略は「性善説」に基づくものであり、客層が悪い場所では成り立たないサービスかも知れません。


このお店は土地柄、お洒落な女性が多く、ショッピングの後にイタリアンを楽しむという目的で来ている人達が多いのだろうと思いました。


携帯向けコンテンツ・サービスも、サービス業と言えばサービス業。


キャリア(携帯会社)の課金プラットフォームの関係で、自由な料金設定は無理ですが、「料金をお客様が決める」というコンテンツが出てきたら面白いと思いました。