人間って不思議な生き物で、誰しもが温度差こそあれ「あまのじゃく」的な要素を持っているように思います。


ここの「あまのじゃく」というのは、「人から何かを言われると反発したり、逆のことをしたくなってしまう性質」という意味です。


今日、ネットを見ていたら「ブルーマンを見ていない人は決してクリックしないでください」という広告が・・・。

間に受ければ、私はブルーマンを見ていないので、クリックしてはいけないわけですが、ついクリックしてしまいました。
もちろん、広告主はその心理を見込んでクリックする方も騙されていることを分かっていてクリックしているわけですが・・・(笑)。


鶴の恩返しで、絶対見るな、と言われていたのに鶴が着物を織っているのを見てしまって鶴が去っていってしまう有名な物語がありますが、「見るなと言われると見たくなる」や「やるなと言われるとしたくなる」という気持ちは理解できます。


逆に「勉強しろと言われるとしたくなくなる」とか「結婚しろと言われるとしたくなくなる」ことってありますよね?

そういう意味では、私自身、あまのじゃく的要素はあります。

特に「自分で認識していること」や「ちょうどやろうと思っていたこと」を指摘されたりすると、逆にやる気が失せてしまうことがあります。

両親はそれを知ってか知らずか、私は一度も「勉強しろ」と言われたことがなく 、そのお陰で志望校に入ることができたと信じています。


もっとも、同じことを言われるにしても、
・その日の自分の気分
・シチュエーション(周りに人がいるとか)
・言われる相手
・言い方
などによって、だいぶ感情や反応は変わると思います。


言いかえれば、人に分かってもらいたい、人を動かそうというときには、相手の気分とか周りの環境とか言い方とかをじっくり考えて言った方が成功確率は格段にあがると思います。


以前『hirog』 で紹介した「いつも綺麗にご利用いただき、ありがとうございます」というトイレの看板などのも、そう言われると逆に汚せない気がするし、「いつも禁煙にご協力いただきありがとうございます」とあれば、そこでタバコを吸うのは相当勇気が要ります。


それが人間の心理だと思います・・・。