以前の『hirog』で「興味と記憶」 というテーマで、人は興味や関心があることは記憶に残る、ということについて触れたことがありましたが、「時間の感覚」についても状況によって大きなギャップを感じることがあります。


もちろん、目をつぶったり、プールにもぐって、頭の中でカウントをした場合には1分で数秒しかずれないと思いますが、ここでは普段の生活のシーンにおいての時間軸についての話です。


一番端的なのは、「楽しいときは時間は短く感じ、苦痛な時間は長く感じる」というもの。


好きなことをしているとき、楽しいと感じているとき、には「え? もうこんな時間?」と驚くほど、時間が進むのが早く感じるものです。


例えば私の場合、麻雀をしているときが最も時間が短く感じます(笑)。
なので、徹夜しても36時間ぶっ続けで麻雀をしても全く苦痛ではありません。


もっとも、今は麻雀をする時間は滅多にないので、時間が進むのが早く感じるのは、「マッサージをしているとき」「楽しい食事をしているとき」でしょうか・・・。


あっ「寝ているとき」も短く感じます(笑)。
学生のときなどは、麻雀で徹夜明けで朝に寝て、起きたら外が暗かったのでそろそろ晩御飯でも食べようと思ってテレビをつけたら、番組を見て翌日の夜だったことに気づいたことがあります(笑)。
つまり、感覚的には丸1日が抜けていた(空白の1日がある)ということになります。


逆に、嫌なことを待っている時間とか、謝罪をしているとき、つまらない時間を過ごしているときなどは、楽しくて時間を短く感じるギャップ以上に、時間を長く感じることがあります。


忙しいとき、慌しく過ごしているときにも、時間は短く感じます。
例えば、昨年度はfonfunも私も色々ありましたが、苦難の一つ一つを処理しているときには一瞬時間を長く感じたことはありましたが、トータルで振り返るとあっという間の1年でした。


年齢による時間の感覚もあるように思います。
自分のケースでも、20歳までの20年と20歳からの20年では、後者の方があっという間だった気がします。


いずれにせよ、私は自分の経験をベースに思っていることの一つに「時間を忘れているときが一番時間を大切に過ごしているときかも知れない」というのがあります。


そういうひとときを過ごせることに幸せを感じ、感謝していきたいと思います。