ディール(取引)や付き合いが成立する条件として、利害関係が一致しているということは最も重要な必要条件の一つです。


言葉を代えれば「相互に求めているものがあり、それがお互いに受け入れることができること」だと思います。


会社対会社の取引であれば、業務委託先であったり業務提携先など、個人対個人であれば、同じ目的のために動く仲間だったり、夫婦や恋人同士など。
変な話ですが、援助交際、不倫なども道徳的には問題があっても、お互いに求めているものが一致しているから成立しているものだと思います。


ここでは、こういったいわゆる「相棒」のことを「パートナー」と呼びたいと思いますが、私はこの「パートナー」という言葉が好きです。

相手を尊重しているようなニュアンスを感じるからです。


例えば、外資系の法律事務所や会計事務所、ファンドなどでも「パートナー」という役職をつけているところが少なくありませんが、共同経営者というのは社長一人ではなく経営チームとして経営しているという感がより強く伝わってきます。


会社同士であれば、お互いの得意、不得意とするところを補完しあったり、「メーカーと問屋」のように役割分担もあると思いますが、事業パートナーの選択にあたっては条件はもちろんですが、信頼関係が何より重要だと思います。

信頼関係には、仕事の実績や正確性などは当然のこと、トップの考え方、社風、財務力、評判、担当者同士の相性など様々な要素が関係してきます。


個人同士であっても、お互いに補完しあったり、役割分担をするものもあれば、男女間でいえば、全く違うタイプだから惹かれることもあれば、似ているタイプだから安心感があったりということもあると思います。
また、個人同士の場合には、会社に比べてより相性が重要になってくるのではないでしょうか。


会社でチームを組んだときなどは、個人の意思とは関係なくパートナーとなることがありますが、この場合には、相手を尊重したり、思いやる心を忘れず、協力し合うことが大切だと思います。


いずれにせよ、会社にとっても個人にとっても、実のあるものにするためには素敵なパートナーが不可欠ですね。