フィギュアスケートのグランプリシリーズファイナルで、日本の浅田真央さんが優勝しました。
前日のSP(スケートはSPとフリーという2日に分けて競技をする)で首位だった、強敵ライバルである韓国のキム・ヨナ選手にわずか2点差に抑えてのまさに快心の逆転優勝です。
しかも、スケート女子史上初のトリプルアクセル2回(前回のグランプリシリーズNHK杯でも挑戦したのですが回転が足りないということで2回成功にはならなかった)を成功させての優勝ですから浅田さんの嬉しさもひとしおだと思います。
スケート については、『hirog』でも何度か話題にしたことがありますが、個人的に浅田真央さんを応援しているので、嬉しいニュースです。(残念ながらテレビでは見れなかったのでネットニュースの映像でしか見てませんが(^^;))
ところで、このスケートに関する報道で、個人的に少し疑問に思っていることがあります。
グランプリシリーズは世界6ヶ国で大会が行われるのですが、選手はどれかの2大会に参加すれば良いので、大会によって顔ぶれは大きく変わります。
日本のメディアは安藤美姫選手や浅田選手の参加する大会はテレビ放映もするのですが、他の選手のときには結果報告ぐらい。
また、それよりも更に残念なのは男性陣があまり報道されません。
日本の男性陣は、今回のグランプリシリーズではエースである高橋大輔氏が途中棄権したこともあり、尚更メディアは大きく取り上げない傾向にあるような気がするのですが、今回のグランプリシリーズファイナルでは、日本の小塚選手は2位だったのです(SPでは首位)。
これは、前王者のフランスのジュベールなどを抑えてのまさに快挙だと思うのです。
小塚選手は、両親もスケート選手といういわばスケート界のサラブレット、06年の世界ジュニア選手権では優勝もしています。
なのに、あまりメディアに取り上げられないのは少し気の毒な気がします。
視聴率の問題だとは思うのですが、個人的にはもう少しこの辺を考えてもいいような気もします。