本日アナリスト向けの中間決算説明会を行いました。
中間期の数字については、既に発表させていただいている通りなのでここではコメントは控えますが、説明会の後半で今後の方針について触れさせていただいたので、それについてコメントしたいと思います。
昨今の業界環境や金融情勢の変化を鑑み、大きな事業の見直しを行うことにしました。
「事業ドメインに経営資源を集中する」というコンセプトのもとに、テレマーケティング販売事業(カウネット)と携帯ゲーム機向けソフト販売(パッケージ販売)からは撤退する方向で検討していきます。
カウネットは、安定した売上、利益を計上している事業である一方で、売上を増やすには先行投資が必要、先行投資を止めれば売上が減少するというビジネスの特質があり、2005年にM&Aで取り込んで以降、ほぼ毎年同じ業績でした。
当初目指していた本業とのシナジーが築きにくく、自社でテレマーケティング部隊を擁して販促コストを下げることでの売上拡大も検討しましたが、そこへ資金やリソースを投下するよりも本業に注力すべきと判断しました。
パッケージは、今年の上半期においては、ワールドネバーランドなどが当初の販売見込みを上回ったため業績貢献した事業ではありますが、市場の競争が激化しているため、以前よりも事業リスクが高まっています。
この事業を維持するためにはグループ会社を含めてそれなりの固定費が必要な状況にあり、加えて上記の業績のブレのリスクを鑑み、この事業を進めていくことは得策ではないと判断しました。
これら二つの事業については、今後は事業譲渡を見据えながら進めていきます。
これに伴い、ゲームソフト開発を手がける子会社であるNVソフトも大幅に業容を縮小する方向で進めていきます。
既に事業縮小を決定している「店舗販売事業(携帯販売)」と「メディア・ポータル事業」は引き続き縮小作業を進めていきます。
当面は「携帯販売」は「デジタルコンテンツの店頭販促」というミッションで、「メディア・ポータル」は「有料デジタルコンテンツの販促手段」という役割で継続をしていきたいと思います。
fonfunにとっては大きな方針変換で、役員・経営メンバー一同も相当な協議を重ねてきましたが、これが今後混乱が予想されるモバイル業界において勝ち残っていける道だと考えています。