来週の中間決算発表に先行して特別損失と業績修正についてリリースさせていただきました。
特別損失を計上することになってしまい、大変申し訳ありません。
これまでfonfunは売上拡大政策を取ってきました。
M&Aと自社で複数の事業を立ち上げ、リモートメールに依存しない体質をつくることを目的に、先行投資を行いながら成長を目指してきました。
具体的にはM&Aによるエンコーディング事業、リアル営業販売事業、自社によるSI事業とメディア事業の立ち上げです。
これまでの業績予想についても売上についてはほとんど達成してきました。
ただ、一方で売上増を急いだことによる以下のような弊害も出てしまいました。
・M&Aによる企業文化の違い(→連動・シナジーが十分に出し切れていない)
・グループ管理体制(→子会社ガバナンスが脆弱)
・新規事業立ち上げの遅れ(→利益貢献の後ろ倒し)
・開発体制整備の遅れ(→開発人員採用が案件に追いつかない)
これに加えて、主として企画・営業系の人員増強やメディア事業の販促について先行投資を行ったために利益を圧迫しました。
今回の特別損失は、市場が悪化している携帯販売事業と先行投資が必要なメディア事業の縮小に伴うものです。
携帯販売事業については、第2四半期に入ってからも市場の回復の兆しが見られない(というよりもむしろ悪化している)ことから、店舗の縮小を決定しました。
メディア事業については、先日モバゲーを運営する「DeNA」が下方修正をしていたように、競合増加や単価の引き下げなどによりこの分野での急成長は厳しくなりつつあり、投資回収の確実性が見えにくいことから、これ以上の先行投資は危険と判断しました。
ここは「携帯販売環境の読みを誤った」こと、及び「メディア事業への進出が遅れた」ことによるもので、深く反省しています。
携帯販売事業については、黒字が明確な店舗以外は閉鎖をし、当面は店頭でのデジタルコンテンツの加入促進というミッションを遂行していく予定であり、メディア事業については中国の「uucun」及び会員組織との連動が可能なものに絞込みを行ってまいります。
今後も引き続き、過日発表させていただいたアクセルとの合併を前提に、事業の見直しを行い、より筋肉質な体制に変えていきたいと考えています。
今後の基本方針は以下の二つです。
・売上拡大路線から営業キャッシュフロー重視経営へ転換
・事業ドメインとコア・コンピタンスを明確にし、そこへ経営資源を集中
この辺については、26日の決算説明会向け資料に織り込む予定ですので、説明会終了後、ホームページの方に資料をアップさせていただきたいと思います。