言うまでもないことですがビジネスにおいて「スピード」は非常に重要です。


私も日常意識しているキーワードの一つがこの「スピード」ですが、これに関して最近ショックを受けることが2つありました。


一つは、スタッフUさんからの言葉。
正確には元スタッフですが、最近辞めたUさんと最後に会談した際に、辞める理由の一つとして「スピード感が合わない」というのがあったのです。
そのUさんはテキパキを仕事をこなすタイプで個人的にも期待していただけに、彼女から「身の回りの人達のスピード感が無い」と言われたことにはショックでした。
自分では相対的にスピード感をもっている会社という認識を持っていたので、実際そうではない部分が出てきていることを再認識させられました。


もう一つは、ビジネスアイデア。
数ヶ月前から個人的に考えていて、実は何年ぶりかに自分で企画書まで作ったプロジェクトがあったのですが、たった2時間ほどの差で他社に先を越されてしまったようなのです。
この事実は今日知ったのですが、かなり凹みました。

合併などがあり海外出張を出来るだけ避けていたのが裏目に出てしまった格好です。


このようにビジネスにおいては、時間でみればほんの少しの差が、結果として取り返すことのできないものになってしまうことが少なくありません。


私がネットビジネスや中国ビジネスが好きなことの一つに、その「スピード感」があります。
スピードのあるディールや業務には緊張感と爽快感があります。


じっくり考えてから行動すべし、という言葉も否定するわけではありませんが、考えるより動いてみた方が早かったり、状況が好転したりと比較的良い結果が出ることの方が多いと思います。


走りながら考える・・・ぐらいがちょうどいいのかも知れません。