今日は仙台出張でした。

仙台と言えば「伊達政宗」が有名ですが、私個人の不満は伊達政宗の像に納得のいくものがないこと(笑)。

勿論私が納得が行く必要はないのですが、駅ビル内にある像も、青葉城址にある像もあまり格好が良くありません。
この感覚、見たことのある方は分かっていただけるのではないでしょうか。

ところで仙台には「伊達者」という言葉があります。
秀吉の時代に上洛した際にその井出達が派手で格好良かったことからそう呼ばれるようになったという言い伝えがありますが、いわゆる「格好良い」とか「ダンディ」といったイメージです。

そこから仙台の男性を伊達男と言ったりして、全国でも美男子が多い街と言われています。

ところで、仙台という名前がどこから来たのかというと、実は中国と縁が深いのです。

中国の漢の時代の皇帝が長安に都を築くときに、仙人たちが集う台をつくったという伝説があり、小さい頃から向学に励んだ伊達政宗が、この仙人の台から「仙台」という名前をつけ、仙台のことを「東の国の洛陽」と呼んだとか。

そんな中国に倣った仙台ではありますが、最近知り合いに中国共産党青年団が仙台視察旅行に来るのでホームステイ先を探して欲しいと依頼され、20人ぐらいに連絡を取ってみたのですが、結局どなたからも受け入れについてOKをもらえませんでした。

昨今、中国に対するイメージが悪化しているということもあるかも知れませんが、仙台は土地柄的に保守的なのです。

個人的にはちょっと残念です。

伊達政宗であれば喜んで引き受けたでしょう。