日経生活モニター・ネット調査によると「財布に入れている現金額はいくら?」という質問に対してほぼ半数が「1万円未満」と答えているそうです。
つまり、約半数が財布に1万円札が入っていない、ということになります。
これが世の中すべてを反映しているかどうかは分かりませんが、「現金離れ」が進んでいる証だと思います。
大きな理由はクレジットカードや電子マネーの普及。
これらは便利であるうえに、ポイントが溜まったりという副産物もあったりするので、どんどん広がっているのだと思います。
財布も進化しているのでしょうか。
確かに昔に比べると、カードを入れる部分が多くなっているとは思います。
逆にこれだけ現金が無くても生活ができる世の中になると「小銭入れしか持ち歩かない」という人も聞いたことがあります。
こんな世の中の流れとは逆行して、私は個人のクレジットカードを持ち歩いていないし、電子マネーを使っていないので、現金をある程度持っていないと不安です。
以前会社が厳しいとき、会社の残高が自分の財布の中身よりも少なかったという話を書いたことがあったような気がしますが、10年前の当時から今も財布に入っているMAX金額はほとんど変わりません。
それでも、ATMに行くのが面倒だったり、時間がなかったりするので、結果的に1万円入っていない、なんてこともしばしばあります。
また、私の財布は買い物のレシートなどが財布のお札入れのところに入れっ放しになっているので、なんとなくお札がいっぱい入っている気がして、コンビニのレジで支払いをするときに、よくよく見ると札が一枚も入っていなくてかなり焦った経験もあります。
それはさておき、来年から株券の電子化が始まりますが、将来現金が無くなる日なんていうのも来るのかも知れません。