「大臣」という言葉を聞いて皆さんはどうイメージされるでしょうか?


私は、小学校のときから歴史が好きだったのですが、歴史上の政府の役職で「太政大臣」とか「左大臣」とかもあったこともあり、とても仰々しいイメージを持っています。


今の日本政府には、総理大臣(首相)を筆頭に、様々な分野ごとに大臣がおかれています。

大臣はその分野の最高責任者であり、国内ばかりか外交も含めて活躍する重要なポジションです。
企業でいえば、取締役とか執行役員のようなイメージでしょうか。


ただ、この大臣、こんなに頻繁に変わるものだとは小さい頃は分かりませんでした。
一旦大臣が決まったらよほどのことが無い限り変わらない、そう思っていました。
そうじゃないと組織運営の継続性に問題があるのではないかと思ったからです。


ところが実際は全く異なります。
原則としては、内閣が変わる度に大臣が変わり得るのです。


身近な例ですが、表彰状とか資格証などに大臣の名前が書かれているものがあると思うのですが、皆さんその名前を覚えていますか?
私も一級建築士の資格証に当時の建設大臣の名前が書いてありましたが、全く思い出せません。
○○大臣と言えば△△氏、というのが生まれにくいと思います。


今回も麻生内閣が誕生して新たな大臣が任命されていますが(既に辞任者もいますが(^^;)、それでもまた近い将来内閣総辞職・総選挙となった場合にはまた変わります。もし民主党が与党にになったら顔ぶれは一掃されるでしょう。


政治の常識であると思うのですが、こんなに頻繁に変わっては一つの施策を実行するのも容易ではないと思います。

また、頻繁に変わるからこそ、現場(行政)が力を持って、トップの影響力が小さくなってしまうこともあるではないでしょうか。


より良い日本をつくっていくためには、改革が必要で、そのために与野党が変わるのも理解できますが、一方で現場が振り回されたり、逆に与党の意向が反映されないという事態になることは避けたいものです。