このブログでも何度か取り上げているGoogleですが、今回福利厚生を大幅に見直しをするそうです。


Googleは「自由な発想を伸ばす環境」と「充実した福利厚生」で有名ですが、福利厚生にいたっては、飲食、スポーツジム、洗車・オイル交換などすべてが無料で利用できるものでした。

そういう意味では「行き過ぎでは?」というような客観的な意見も少なくなかったのも事実です。


もっとも、あれだけ利益を上げているGoogleなので、今回の見直しは経済的な理由ではなく、従業員の意識改革も含まれているようです。
ファウンダーの一人は、「厚遇を受けるのは当然と考えているような従業員とはつきあいきれない」という発言もしているとか。


「福利厚生」とひと口にいっても、やり方は様々です。
健康保険、年金などの保険に関するもの、有給、産休などの就業に関するもの、財形貯蓄、持ち株会など資産の形成を補助するもの、住宅手当や住宅補助金などの居住を援助するもの、そして余暇のための保養施設です。


ちなみに、うちの会社ではいわゆる手当というものを基本的に設けていません。

福利厚生は本来、すべての従業員に対して平等であることが求められるので、そのニーズは多種多様であり、会社で指定するよりも従業員が自ら選定した方が良いというのが基本的な考え方です。
言い訳に聞こえるかも知れませんが、その分の余裕があれば報酬でバックする方が良いと思っています。


保養施設も、今は会社で資産としてもつよりもアウトソーシング先が色々ありますし、例えばうちの会社が加入している健康保険組合 では、宿泊施設やレストランがかなりの割引で利用することができます。


むしろ、コミュニケーションのための食事会とか、そういうものは厚くしていきたいと考えています。