新宿で京王新線から都営大江戸線に乗り換える際に目にするのが日経MJの2008年上期ヒット商品番付です。

東と西に分けている理由はよく分かりませんが、これによると東西の横綱は「プライベートブランド食品」と「糖質・糖類ゼロ」でした。

プライベートブランド(PB) については先日の『hirog』で触れましたが、糖質・糖類ゼロは発泡酒の話です。
ちなみに、中国ではペットボトルのお茶に砂糖が入っているし、日本の缶コーヒーがブラックにならなかったのは、直接のコーヒーの味だけだと当時の品質では味覚的に耐えられないということだと聞いたことがあります。

西の関脇に入ったのが「銀聯」。
これも以前の『hirog』 で触れましたが、中国の銀行が加盟する銀行のデビットカード。
聞くところによると、日本の加盟店が急増していて一度の平均決済額も3万円を超えているそうです。
銀聯が日本のクレジットカード決済額の過半を超える、なんて日も現実のものとなるかも知れません。

ランクインしているもので、私が初めて知った商品も少なくないのですが、その中でも興味深かったのは、ブラトップとクルトガ。

「ブラトップ」はユニクロが開発したブラジャーのカップを内臓したキャミソールやタンクトップだそうでう、どうして今まで無かったのか不思議なアイデア商品です。

「クルトガ」は、芯が回転することで、常に細い字が書けるシャープペンシル。
ちょっとイメージが湧かないのですが、シャープペンはもともと常に細い字が書けるのが売りなのに、もっとシャープに書けるのかも知れません。
今度目にしたら購入してみようと思います。

これらを見ても、かゆいところに手が届くアイデア商品ばかり。
そういうものは世の中に受け入れられてヒット商品になりやすいという証拠かも知れません。