数日前とある経営者から面白い本があると見せていただいたのが「間取りの手帖」でした。
「間取りの手帖」は、変わった間取りを集めたもので、それに家賃と一言コメントが記載されています。
著者は「間取り収集家」を名乗る女性で、ありとあらゆる間取りを調査、研究しているそうです。
この本の中には・・・「雁行形や扇形の間取り」、「部屋が7畳なのにバルコニーが100畳もある部屋」、「部屋の外に独立して風呂やトイレがある部屋」、「全壁一面が収納になっている部屋」、「部屋のど真ん中に水周りの島がある部屋」「台所から部屋に行くのに玄関をまたがなくてはいけない部屋」、「バルコニーの中に四面壁に囲まれた個室がある」など。
敷地などの制約条件はある程度あるにしても、どう見ても「やっちゃった」感のあるものばかり・・・。
試験的にやってみたもの、素人が設計したもの、クライアントや設計者の個人的趣味によるものなどが多いのではないかと思います。
生活する人のことを無視した非実用的な間取りばかりです。
私も以前個人的趣味で、バルコニーの中に風呂がある部屋とか、流曲線形の間取りとか設計してみたいと思ったことがあるので、少し共感しちゃいましたが(笑)。
間取りについているコメントがまた面白いのですが、間取りとコメントを読んでいると、そこで実際に暮らしている人々はどんな思いで生活をしているのかがとても気になってきます。
さすがに住所は記載されていないので場所は家賃から想像するしかないのですが、家賃が安ければ我慢できても数十万もするものは、居住者にインタビューしてみたいものです。
私は元建築士なので、間取りを見ただけでもかなり具体的に空間がイメージできるのでとても興味深い本なのですが、一般の方々でも十分に楽しめるのではないかと思います。
こういう変わった間取りの設計をして欲しい方は、いつでも三浦まで(笑)。
