世界の携帯電話は、ノキア、モトローラ、サムスンの上位3社でシェアの2/3を占めています。

日本の携帯端末メーカーの世界シェアは、国内トップのシャープであっても2%と圧倒的に小さいのです。


このため、日本の携帯各社は、新しい市場の開拓のために海外を目指すのですが、販売方法、サポート体制、文化や嗜好の違いなどによって、なかなか成功事例を作れていないのが実際です。


以前少し触れましたが、シャープの携帯端末 が中国で発売されました。
うちの中国スタッフの話によると、売れ行きは好調で、色によって品薄で値段も違うとか・・・。
ワンセグが無いものの、フォルム(形)といい、液晶といい、中国国内メーカーのものよりも高級感と斬新感があって、注目を浴びているのかも知れません。
これまでの日系メーカーの、流通やサポートの失敗の教訓から、携帯チェーン最大手である「迪信通」を通じて販売する戦略をとっています。


逆に日本においては、圧倒的に国内メーカーが幅をきかせています。
NOKIAがドコモに参入しましたが、売れ行きはイマイチのようです。


そんな中、新規キャリアは価格競争力のために、海外(特に中国)の安価な端末を調達して国内で販売するモデルが始まっています。


イー・モバイルは中国の通信機器大手、華為技術(HUAWEY) 製の音声通話用の携帯電話を発売しました。
同社はこれまで通信モデムをHUAWAY社のものを使っていましたが、これを端末自体へ応用するものです。
ちなみに同社は、つい先日にも台湾のHTC社製のスマートフォンも発売しています。


一方、日本通信は、同じく中国の通信機器大手であるZTE製の端末を発売すると発表しました。
どちらかというと法人向けのローエンド機種ということですが、日本通信はキャリアの免許を持っているわけではないので、MVNO方式で販売するようです。


このようにキャリアが端末メーカーにこだわらなくなってきていますが、ユーザーはどうなのでしょうか?

本来はOEM方式であればメーカーの名前は表に出てこないのですが、日本の携帯の場合には名前でどのメーカーかが分かるので、メーカーで選ぶ人も少なくないかも知れません。


そういう意味で海外端末の可能性は未知数ですが、個人的には目的がデザインとか高機能ではないユーザーをターゲットにおく必要があるのかも知れないと思います。