今日、昼食にうどんを食べていたら、かかっていたラジオのキャスターが「今日は給料日のところが多いですが、新入社員は初給料ですね」と言っていました。


ふと、今から16年前の自分が新入社員の頃を思い出しました。

当時は確か年俸が300万円(それでも私は大学院卒だったので良かった方)程度で、月収は20万円で、手取り額でいうと16万円ぐらいだった気がします。

私は入社したときから貯金をしようと思ったので、そのうち5万円を貯金に回し、持ち株会と財形で1万円、寮費が2万円、仙台への電話代が1万円、食費が4万円で、残りの3万円で何を買ったか忘れてしまいましたが、両親へプレゼントを買いました。
世間並みなのですが、やはり自分が働いて初めての給料ではお世話になった両親へプレゼントをしようとずっと思っていたのです。


私は学生の頃バイト漬けだったときには、月収が30万とかになったときもあり、当時は実家だったのでほとんど自由に使えたことを考えると学生のときの方がかなり裕福でした。


それが金額も少なくなって生活費も負担するというのは相当なギャップがあったのですが、覚悟していたことなので生活を切り詰め毎晩寮でカップヌードルを食べていました。
当時の会社の寮にはお湯を沸かすキッチンがあったのですが、毎晩夜中に会う顔がいつも一緒で、お互いカップヌードルにお湯を入れにきていました。
もっともそれでも毎月5万円貯金していた自分を褒めてあげたいですけど(笑)。


話が少しそれてしまいましたが、初給料をもらったときは、現金ではなかったものの、やはり相当感激したことを覚えています。
何よりもバイトと違って、保険料とかも引かれていて、大人になったんだなと実感した記憶があります。


うどんをすすりながら、あのときの新鮮な気持ちを思い起こしていたら、気分がスッキリしてきました。