実は、一部の中国に詳しい人たちの間では、1年以上前から北京オリンピックは開催できないのではないか?との話がなされたりしています。
それを予感させるかのような事実が次々に起こりつつあり、私個人的にも結構心配したりしています。
そんなことがあれば中国経済発展に大きな影を落とすことになりえるからです。
グローバル社会からの見方も変わってしまうことでしょう。
先日もチベット暴動の影響で、オリンピックの聖火リレーが途中で妨害されるという事態が発生しました。
ロンドンでは中国当局の人権弾圧に抗議する人たち30人以上が逮捕され、その後パリで行われた聖火リレーも、抗議団体の妨害にあってランナーがバスで移動せざるをえなくなるなど中断し、聖火も4度付け直しがなされたようです(中国当局はあくまで一度も消えていないと報道していますが)。
また、中国ではモラル向上策やインフラ整備が急ピッチで進められていますが、これらもまだ十分とは言えないと思います。
乗り物に並ぶマナーとか、道路にツバやゴミを捨てないマナーとか、一般的なことから、試合観戦のときのマナーなども個人的にはそれほど変わっていないような気もします。
インフラの方も突貫工事だったり、設計変更があったり、障害が発生したり・・・と建築を知っている私から見ると正直不安になります。
それに少し気になるのが、オリンピック期間の営業色が常識を超えた高まりをみせていること。
例えば北京市内のホテルはオリンピック期間中、通常料金の5倍が常識になっているとか。
最近では外資系ホテルはそもそも安くないので、5倍となったらお金持ちしか泊まれなくなると思います。
競技場の近くの家では宿泊できるように改造しているところも増えているそうですが、何でも商売にできてしまう特技とはいえ本当に驚きます。
そんな中、チベット暴動で話題となっているダライ・ラマが米国に行くために本日、日本に立ち寄りました。
記者会見では、暴力停止を呼び掛けるとともに、中国がオリンピックを開催することを支持し、開催するにあたいする国だと主張する一方で、暴力による弾圧ではなく現実的な解決方法を探る「調和ある社会」であるべきとも述べていました。
このオリンピックや調和社会については、完全に中国サイドとの歩調は合っているので、是非平和的な解決をしていただき、オリンピックも無事開催されて欲しいものです。