中関村。
IT関連の仕事をしている人なら一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?
中国北京にある、IT・ネット系のベンチャー企業が集積し、世界中のVCが投資候補となる会社がないかと物色しているエリアです。
さしづめ、米国でいうならシリコンバレー、日本で言うならビットバレー(渋谷)のようなものでしょうか。
中関村は、昔は郊外にある皇帝の庭園だったそうですが、その後清華大学がつくられ、北京大学が移転してきてからは学園都市として発展してきました。
転機になったのは80年代で、中国政府が大学の予算を減らしたために、大学は自ら運営費を稼がなくてはならない状況になり、大学発の産業が発展し、政府もまたこれをサポートするための優遇策を実施したため、ハイテクエリアとしての様相を呈してきました。
北京大学の「方正集団」や中国科学院の「Lenovo」はこうして生まれました。
「Lenovo」はIBMのパソコン部門を買収した中国人が誇るリーディングカンパニーです。
そして、今や「中国のシリコンバレー」や「中国の秋葉原」と言われる街になったのです。
中国の若者の間では、中関村にある北京大学や清華大学に入学して、中関村の大手IT企業に就職することが、一つの成功パターンになっているようです。
特に地方の学生にとっては、北京市の戸籍を取ることも大きな目標であることは言うまでもありません。
今日は中関村にある3つの企業を訪問しました。
1)中国科学院傘下のソフトウェア会社
2)方正集団からスピンアウトした日中合弁会社
3)日系コンサル会社
1)から3)に行くにしたがって、中国色から日系色が強くなるわけですが、それぞれの特色が出ていてとても興味深かったです。
何より車で通っているスタッフが多かったことにビックリでした。
やはり、福利厚生含めた報酬がいいことの証だと思います。
IT関連の仕事をしている人なら一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?
中国北京にある、IT・ネット系のベンチャー企業が集積し、世界中のVCが投資候補となる会社がないかと物色しているエリアです。
さしづめ、米国でいうならシリコンバレー、日本で言うならビットバレー(渋谷)のようなものでしょうか。
中関村は、昔は郊外にある皇帝の庭園だったそうですが、その後清華大学がつくられ、北京大学が移転してきてからは学園都市として発展してきました。
転機になったのは80年代で、中国政府が大学の予算を減らしたために、大学は自ら運営費を稼がなくてはならない状況になり、大学発の産業が発展し、政府もまたこれをサポートするための優遇策を実施したため、ハイテクエリアとしての様相を呈してきました。
北京大学の「方正集団」や中国科学院の「Lenovo」はこうして生まれました。
「Lenovo」はIBMのパソコン部門を買収した中国人が誇るリーディングカンパニーです。
そして、今や「中国のシリコンバレー」や「中国の秋葉原」と言われる街になったのです。
中国の若者の間では、中関村にある北京大学や清華大学に入学して、中関村の大手IT企業に就職することが、一つの成功パターンになっているようです。
特に地方の学生にとっては、北京市の戸籍を取ることも大きな目標であることは言うまでもありません。
今日は中関村にある3つの企業を訪問しました。
1)中国科学院傘下のソフトウェア会社
2)方正集団からスピンアウトした日中合弁会社
3)日系コンサル会社
1)から3)に行くにしたがって、中国色から日系色が強くなるわけですが、それぞれの特色が出ていてとても興味深かったです。
何より車で通っているスタッフが多かったことにビックリでした。
やはり、福利厚生含めた報酬がいいことの証だと思います。