皆さん、あけましておめでとうございます。


今日は旧暦の新年、中国では今日から1週間春節のお休みが始まります。
中国では一斉に帰省が行われるのですが、今年は大雪の影響もあり例年ほどでは
ないようです。


中国の春節には、商店街では大バーゲンが行われ、買い物客でごった返します。
私も中国に住んでいたときに、春節に上海の商店街へ行ってみたことがあるので
すが、すごい人で買い物どころではありませんでした。


買い物といえば、中国の買い物は以前は現金が圧倒的だったのですが、最近カー
ド決済が増えてきているようです。

先日の中国人民銀行の発表では、中国のバンクカードの発行枚数は実に14億7千
万枚に達し、前年から3億枚の増加と急速に普及しているとのことです。
中国の人口は13億と言われているので、実に1人1枚以上の普及率になります。


ただ、注意しなくてはいけないのが、中国のカードの概念。
日本ではクレジットカード、キャッシュカードと分かれていますが、中国のバン
クカードというのは、どちらの概念でもなく、日本に例えるとデビットカードが
メインになっています。


デビットカードはご存知のとおり、銀行に預けている預金残高を上限にクレジッ
ト決済ができるというもの。
既述した14億7千万枚のうち、13億8千万枚は「中国銀聯」が発行するデビットカ
ード(借記カード)で、クレジットカード(貸記カード)は9,000万枚にとどまっ
ています。


私が日本の方に中国ビジネスについて質問を受けるときにも、クレジットカード
の普及率について聞かれることが少なくないのですが、中国におけるクレジット
カード普及率はまだ10%に満たないのです。

この辺を読み間違えると、コマースビジネスのやり方を誤ってしまう可能性があ
るので要注意です。


一方、バンクカードによる消費額は、小売総額に対して21%を占めたそうです。
(実際には中国の店先でバンクカード決済をしているシーンは多くないので、私
の感覚値はこれよりずっと少ないのですが、富裕層が高額商品をほとんどカード
決済しているためと思われます)


ちなみに、外資系銀行の中には、まだカード発行をしている銀行は1行もありま
せん。
規制緩和が言われて久しいですが、実質運用が難しいのかも知れません。