新年と言えば初詣ですが、初詣に行かれる人は日本人では何割ぐらいいるのでしょうか。
私の初詣の思い出と言えば、大晦日の夕飯に生牡蠣(カキ)を調子にのって20個ぐらい食して神社に出かけたところ、運転中に具合が悪くなり、結局朝までずっとおう吐が止まらなかった苦い経験があります。
つまり牡蠣に中(あた)ったわけですが、それまで一度も中ったことが無かったので、おそらくエキスが20個分濃縮・蓄積されてしまったものと思います。(最近この生牡蠣を克服しました!)
私は末端冷え性でもあるので、大晦日の夜中から初詣に行くということはしばらくしていません。
でも東京に戻ってきてからどこかしらの神社をお参りするようにしています。
私は今年は数え年で42歳になるということで厄年なのです(40歳になったばっかりなのに42歳の厄年というのも奇異な感じですが)。
昨年は前厄の厄除け祈祷を行ったので、今年も昨日同じ府中にある大国魂神社に本厄の厄払いに行って来ました。
昨日は晴天だったこともあり、昨年を上回る人出で、祈祷希望者が列を成していました。
今年からタスキのようなものをつけるようになったらしく、白いタスキをつけた人がたくさんいます。
待ち時間が1時間になるということでどうしようか迷ったのですが、せっかく来たので受けることに。
ようやく順番になって拝殿に上がると、計100名近い人達がいました。
祝詞は例年より省略されている感じで、しかもひたすら名前を棒読みしている感じで、本当にご利益があるのだろうかと思ってしまいました。
また、全員の名前を読み上げる間ずっと頭を下げているのですが、自分と関係無い人達のためにずっと頭を下げているのもいかがなものかと昨年に引き続き罰当たりなことを考えてしまいました。
祈祷が終わり、どうして時間がかかっているのかが判明しました。
神主さんが祈祷が終了したのに延々数十分も講話をされているのです。
有り難いお話なのかも知れませんが、時と場合を考えるべきではないかと思いました。
工夫すればより少人数で、より短時間で祈祷は行われるのではないでしょうか。
なんていうことを考えていたら少し罪悪感を感じたので、帰り際に神社建て替えの寄付ということで、屋根瓦となる銅版を購入しました。
とある初詣の1日でした。