この正月に読んだ本の中に「腐ったバナナを捨てる法」というのがあります。
実はこの本、同じことを何度も繰り返すばかりで読んでて多少退屈だったのですが、それでも中にはいくつかエッセンスが含まれていました。


この本の中では「腐ったバナナ」を具体的もしくは明確には記しておらず、「好ましくない影響を与えるもの」とか「人生において進展が望めない部分」という言い方をしています。


つまり、「人が人生においてステージアップするうえで障害となるもの」と言い換えてもいいかもしれません。
具体的には「劣悪な人間関係」、「不正や怠惰への誘惑」、「優先順位が低いもの」、「恐怖、不安」、「妬み」、「責任転嫁」、「プライド」などになるのではないかと思います。


経営者同士で話をしているときにも、批判や文句ばかりを言っていたり、新しいことや改善に対して抵抗ばかりする「腐ったバナナ」ならぬ「腐ったミカン」について話題にのぼることが少なくありません。
ただ、なかなかこれを排除することは容易ではないのも事実です。


人間は、「腐食」や「呪縛」に囚われていると正確なジャッジができないし、次のステージに移ることはできなくなると思います。
腐ったバナナを捨てるためには、自分を客観的に見つめたり、恐怖や不安と向き合うことが必要になると思います。
時には自分の悪い部分を誰かに指摘してもらって直していく謙虚さも求められるでしょう。


そのためにはどうしたらいいのでしょうか。
「将来像」を描き、そこへ向かって「自信」と「情熱」をもって「行動」することが重要ですし、小さなことにこだわらない「心の余裕」も大事になってくると思います。
私は前者は意識している部分ですが、後者はまだまだだなと思うところです。


「何かを手放さなければ次のステージには行けないし何も変わらない」・・・、これは事実だと思います。