昨日経済団体についての難しい話をしてしまいましたが、今日も少し経済に関する話題を・・・。


昨年末に国家予算案が固まりましたが、この財政状態につき、産経新聞に個人の家計に例えた面白いストーリーがあったので紹介します。


2008年の国家予算を1000万分の1でみたシミュレーションです。
日本さん(仮称)の2008年の年収(=税収)は前年とあまり変わらない535万円。
このほか妻のパート代や保有株式の配当などで年間41万円の収入が見込まれているのでトータルでは前年比2万円強の増収になる見込みです。


一方で日本さん家族の生活費の支出(=一般歳出)は3万円増えて472万円になる見込み。
2年前に生計の立て直しを誓ったはずでしたが、年金保険料や医療費(=社会保障関係費)、子供の教育費(=文教・科学振興費)が年々増え続け、家のリフォーム(=公共事業関係費)をあきらめたにもかかわらず、前年比より抑えることはできませんでした。


実家の両親の生活も苦しいというので、仕送り(=地方交付税等)は前年比5千円上乗せして月額13万円にしたことで、年間では156万円となってしまった。

家のローンの返済額(=国債費)は毎月16万7500円で金利は下がったものの年間201万円にもなっています。

これらの生活費、仕送り、ローン返済を合わせると830万円が必要なのですが、ローンの返済額以上の253万円を新たに借金(=新規国債発行)しなくてはならなくなってしまいました。

借金で借金を返す自転車操業が続き、このままではいずれ生活が破綻してしまうでしょう。


こうして身近な話に置き換えてみてみても、以下に異常な状態かがわかると思います。


政府はインフレにしてローン(国債)の価値を下げるなどの裏技を使うしか手はないのでしょうか・・・。