日本で学生というと「大学生」をイメージしがちですが、小学生、中学生、高校生も含めたニュアンスを出す言葉は何が適切なのでしょうか。
すぐに思い浮かばないのですが、表題の学生は「小学生から高校生」と思ってください(笑)。
さて、内閣府が発表した「情報化社会と青少年に関する意識調査」による分析結果で、いくつか興味深い結果が出ていたので紹介します。
この調査は5年毎に実施している調査で、対象者は10歳から29歳までの男女で有効回答数は2,468人、時代の流れを反映した質問内容となっていました。
パソコンの使用状況については、小学生のパソコン使用率が77.4%にも上っており、うちインターネット利用率も58.3%とかなり高い数字なっています。
利用内容については、「学校の宿題」がトップで67.2%、次に「ホームページやブログを見る」57.5%、「メールをする」15.6%と続きます。
中学生や高校生になるとトップが「ホームページやブログを見る」に逆転します。
つまり、小学生は必然性、それ以外は嗜好性がメインで使っていることになります。
我々が最も気になる携帯電話の使用状況ですが、小学生が31.3%、中学生が57.6%、高校生が96.0%となっていました。
携帯電話でインターネットにアクセスして行うことについては、トップはいずれの世代も「ホームページやブログを見る」ですが、中学生と高校生は次に「友人の掲示板を見る」や「自分のホームページやブログを更新する」と続くのに対して、小学生はここでも「学校の宿題」が2番目となっています。
小学生が携帯でインターネットにアクセスする理由に「学校の宿題」に関する調査が入っているのは正直意外でした。
現在問題となっている有害サイトへのアクセスについての意識調査では、中学生以上は出会いサイトに18歳未満の人がアクセスしてはいけないことを過半数が認知している一方で、小学生は20%未満の人しか認知していないという事実が明らかになりました。
また、有害サイトのフィルタリングサービスの存在については、ほとんど人が存在すら知らないと答えていました。
上記のほかに10歳から17歳を対象にした、最近流行っているインターネットサイトである匿名掲示板(2チャンネル等)、ブログ、SNS、動画共有サイトなどの認知や利用動機などについての調査もあったのですが、すべて過半数以上の認知があり利用経験もあるものの、利用動機については「時間つぶし」の割合が比較的高かったのが興味深いところです。
「友達が見てるから」とか「話題になるから」と言う回答も少なくなく、逆にいうと利用しないと仲間はずれになる可能性もあるのだと思います。
ちなみに今回の調査によると、携帯電話でインターネットの情報サイトを見たり、メールを作成したりと、通話以外に携帯電話を使う時間が最も長いのは女子高校生で、1日平均2時間4分も使っているそうです。
これらの層がモバゲーやmixiを支えているのだと思います。