先日米国サンフランシスコ州の山火事のニュースが日本であまり放映されていないという話をしましたが、最近のTV・メディアを見ていると、それとは対照的に大したことがないことを各社一斉に同じことを何度も放映していて嫌気が差してくることがあります。

最近を少し振り返ってみても、朝青龍のモンゴル帰国、沢尻エリカのシカト会見、亀田親子の反則・発言問題など・・・。

まずは朝青龍のモンゴル帰国。
空港に押し掛けるばかりか、機内の想定映像(CG)まで用意。
私はテレビをつけたときに機内のCGが流れていたのを見て、最初ハイジャックか墜落があったのかと思ったのですが、朝青龍のモンゴル帰国の想定映像と知って唖然としました。
そこまでして親方との不仲とか本人の機嫌の悪さを取り立たそうとする姿は過剰な放映だと思いました。

次に沢尻エリカのシカト会見。
確かに本人は当日機嫌が悪かったのだと思いますが、それを大袈裟に取り上げて、なぜか業界の大御所である和田アキコなどを引き出す始末。
その和田アキコの冗談の発言も、メディアでは「許す」、「許さない」を行ったり来たり・・・。
見てる方が白けてあきれてきました。

そして亀田親子の発言問題。
ここまでくるともう見るのもイヤだったので詳細は全く分からないのですが、連日どんどんエスカレートしていって、テレビの朝のワイドショーのほぼ全局が特集を組んでいたようです。

上記有名人のネタ以外に、議員の不祥事問題も似たようなところがあります。
とにかく特定議員のスキャンダルを探すことに躍起になっているように見えてしまいます。
そのパワーを別なところに振り替えられないのでしょうか・・・。

というか、もっと有益なニュースとか無いのかと思ってしまいます。
以前『hirog』でビジネス誌も個人の利益をテーマとする記事が無いと売れなくなってきているということを書きましたが、今のご時世、やはりちょっと変な気がします。