以前取材を受けた「社長TV」(http://shachotv.jp/ )が、10月生まれの社長をトップで紹介しているという情報を聞き、久しぶりにサイトを覗いてみました。


その中に経営者が愛読している本を紹介しているコーナーがあり、その中に名経営者として知られる日本電産の永守社長の書籍が紹介されていました。


早速本日買いに行ってみたのですが、内容の紹介はさておき、各社の各部門の役割を興味深い表現で記してあったので、ここで紹介します。


製造部門・・・利益を生み出す部門
技術開発部門・・・会社の将来を作り出す部門
営業部門・・・会社を成長させる部門
間接支援部門(いわゆる管理部門)・・・よい会社に導く部門
経営陣・・・会社を強くするところ


これは製造業やメーカーの例えではありますが、とても的を得た表現だと思います。

会社の部門にはそれぞれの役割があり、そのどれか一つでもずれてしまうとうまく回らなくなります。

よく会社で部門間の軋轢というのを耳にすることがあります。

『fonfun』でも部門でフロアーが異なっていたり、管理部門だけローパーティションがあったりするので、部門連動が必ずしもスムーズとはいえない部分もあります。
事業部制をひいていると、部門間のライバル意識も生まれるのかも知れません。
中国の子会社においても、一時期開発部門と管理部門との間でギクシャクしたことがありました。


制度やルールをつくったり、それがきちんと守られているかをチェックしたりすることは管理部門の重要な役割の一つですが、それは会社やスタッフを正しい方向に導くためのことであり、規律や秩序を守ることは仕事のうえにおいても基本です。


一般論として、管理部門とそれ以外の部門での軋轢がある場合は、管理部門が必要以上に保守的になっているか、その他の部門が基本的なことができていないか、のどちらかのケースが多いように思います。


前者の場合には会社の機動性が失われたりスタッフのモチベーション低下につながりますし、後者の場合にはサークルのような状態に陥り緊張感や対外信用を失っている可能性があります。


一番理想なのは、事業部門などの管理部門以外の部門が、やるべきことをきちんとして、管理部門はあくまでもその他の部門がリスクを少なくスムーズに仕事ができるようにサポートすること、であり、本来対立するものではないと思っています。


私は、事業部門を率いていたことも、管理部門を率いていたこともあるので両者の言い分はよく分かるのですが、お互いを理解・尊重することが何より大事ではないかと考えます。