安倍改造内閣の顔ぶれが決まりました。
「失われた信頼を取り戻す」をスローガンに、できるだけ身内を避け、安定感のあるベテランを選んだという感想です。
事実、大臣経験者が多く平均当選回数も6.8回とか。
また、自民党内の3派閥の会長を閣僚入りさせており、野党からの突き上げが厳しい中、自民党内での分裂は避けたいという意図が見え隠れしているように思います。
今回の人選で着目すべきは2点。
1点は厚労相に舛添要一氏を起用したこと。
舛添氏はもともと安倍首相の政治手法に批判的だったわけですが、今後安倍内閣の今後の対応が注目されている、懸案の年金記録漏れ問題を同氏に任せるという人事には少し驚きました。
舛添氏は、私が学生の頃流行っていた「朝まで生テレビ」という議論番組のレギュラーで、いつもストレートな物言いをしていましたが、舛添氏は元々学者なので、「口では良いこと言っているけど、この人は実行できるのかな・・・」と思いながら見ていただけに、どういう手腕を発揮してくれるのか個人的にも興味があります。
もう1点は、官房長官にベテランの与謝野馨氏を選んだこと。
与謝野氏は、経済財政担当相だった時代に、量的緩和解除やゼロ金利解除の道筋をつくった方とのことで、新しく任命される金融担当相の渡辺喜美氏と並んで、どんな経済対策を打ってくれるのか、関心があります。
この人選は、経済や市場の活性化を睨んだ布陣とも思われます。
自民党三役では、以前からマスコミなどで言われていたとおり、幹事長には麻生太郎氏が就任しました。
布陣はいいとして、実際今後どうしていくのか、が大事なので、政治と経済が良くなることを願いたいと思います。