今日(昨日)は、7月7日、七夕でした。
そのためかどうかは分からないのですが、街中には浴衣姿の女性を見掛けました。
七夕については昨年の『hirog』(七夕) で触れたので、ここでは触れませんが、私はなぜか「たなばた」と聞くと、いつも「たなぼた」を連想してしまいます(笑)。
「たなぼた」とは「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略で、「努力することなしに思いがけずに幸運が舞い込んでくること」のことです。
私はこれまで「たなぼた」と言ってすぐ思いつくような出来事は経験したことがありません。
私が社長に就任したときに、周り(社外)で「たなぼた」と言っている人達がいた、ということを耳にしたことがあります。
実際は、一度は就任を断ったぐらいで、あの時の切羽詰った状況を知っている知人達からは「火中の栗を拾うことはないのでは?」と言われていて、私にしてみれば清水の舞台から飛び降りる覚悟で引き受けた感じだったのですが・・・(笑)。
それはそれとして「たなぼた」というと、これまた私は「建前」を思い出します。
「建前」とは正式には「上棟式」とか「上棟祭」と言われ、家を建てるときに、骨組みが出来上がって棟が上がったときに行われる儀式です。
本来は施主が職人をもてなして上棟への感謝と今後の工事の安全を祈願するものですが、田舎の場合には、近所の人達への気持ちを表すために、イベントをします。
仙台の慣習としては、棟の上に色のついた旗を立てて、「今日は建前をやりますよ!」という告知をします。
そうすると近所の人達(特に子供)が集まってきて、大工さんが棟の上から施主が用意した「5円玉」や「紅白の御餅」を撒くのです。
私の実家は仙台市内にあるのですが、そこは大手ゼネコンが開発をした大型の団地で私の家はかなり初期に建てたので、その後周りに次々に家が建てられ、まさに毎週のように「建前」がありました。
私はそれが何よりの楽しみで、御餅はおやつになったし、お金はお小遣いになっていました。
私は社会人になった頃は、住宅メーカーで設計・監修をしていたわけですが、東京では「上棟式」をやっても、内輪だけで杯を交わすような形が多く、なんとなく残念でした。
それが印象に残っていたので、自分が家を建てる頃には、お金持ちになって、近所の子供達に大判振る舞いをしようと心に決めていたのですが、実現は難しいのかも知れません・・・。
