先日中国の砂漠化のニュースで、世界遺産の「莫高窟」が埋没の危機にあると報道していました。





私が以前初めて砂漠化の話を聞いたときには、人間の力ではどうしようもないもののように思えてぞっとしたことを覚えています。


地球の陸地は30%と言われていますが、そのうち「砂漠」(年間降水量が200mm以下)は1/3を占めるといわれています。
世界の砂漠化は毎年6万平方キロメートルのスピードで進んでいると言われており、これは九州と四国を合わせた面積に匹敵するのです。


現在、砂漠になりそうな地域は、陸地の1/4にも相当すると言われていて、サハラ砂漠の砂漠化は急速・深刻で、このまま進めばアフリカ大陸は砂漠大陸になると言われています。


ちなみに中国では、砂漠化が刻々と北京に近づいており、黄砂は深刻な問題になりつつあります。(私が北京をあまり好きではない理由はそこにもある)


中国政府は砂漠化防止に毎年2億5000万ドルを投資して植林などを進めているのですが、回復までにはあと40年はかかると言われており、必要な資金は300億ドルにも及ぶと言われています。


砂漠化は地球温暖化問題とも密接な関係があります。
地球の表面温度が上昇することは砂漠化を促進することになるし、砂漠化を防止するために緑地化をすることは地球温暖化を防ぐ効果もあるからです。


「京都議定書」というキーワードは、温室効果ガスを削減していくというものですが、世界各国が一丸となって解決していかないと事態はなかなか改善していかないのではないかと思います。


民間企業やNPO団体の活動も出てきるのも事実です。
ただ、例えば中国では経済の発展で企業は急速に利益をあげつつありますが、中国の民間企業で環境問題に真剣に取り組もうという姿勢のある企業はみたことがないので、その辺も少し不安です。