今日あまりにも度が過ぎているのでは?と思わざるを得ないバスの運転手に出会いました。


遅れてやっと来たバスに乗車すると、やたら丁寧で長い挨拶があったのち「バスが発車致します」との放送がありました。

ところがなかなか動きません。

「どうしたのかな?」と思っていると、何やら相当遠くの方からお客さんが手を上げて歩いてくるのが見えます。

発車時刻はとっくに過ぎているのに、乗り遅れたお客さんがいるために停止して待っているのです。

もちろん、乗り遅れたお客さんのことを考えれば悪いことではないのですが、他のお客さんたちはイライラしながら待っています。
乗り遅れたお客さんは、走ってくる風でもなく、結局発車までに2分ぐらいかかったように思います。


今度はあるエリアを通ったとき、バスの動きが変です。
ほとんど亀状態・・・。
確かにそこは徐行の道路標識があるのですが、徐行速度よりも明らかに遅いと感じました。


その後も、交差点のずいぶん前から減速するので必ずといって良いほど信号で引っかかり、左右に曲がるときにも極端に減速します。


そして、なによりも運転状況を、かなりご丁寧に運転手が放送で話しまくるのです。
周りから見ていると、明らかに放送が優先で、それが終わった後に初めてハンドル操作をする、という感じでした。


結局そのバスは短区間の運転にもかかわらず、予定時刻よりも15分も送れて到着しました。
当然ながら、私は電車に乗り遅れました。


最近は、タクシー業界も競争が厳しいからか、タクシーの運転手にもこういった傾向が見られます。


例えば先日夜中に乗車したタクシーの運転手は、乗車したときに目的地までの道筋をすべて事前確認、ようやく発車するかと思えば、「ガムを取り出しいかがですか?」と差し出され、次には「おタバコは吸われますか?」とタバコとライターまで出してきます。


ようやく出発したかと思うと、発車前に道筋を確認したにもかかわらず、岐路や曲がり角があるときに、こちらでよろしいですか?と毎回確認してきます。

とどめには、私が後ろの席でパソコンを叩いているので、仕事中であることは明らかに分かるはずなのに、切れ目なく世間話を投げかけてきます。
さすがに勘弁してください、という感じでした。


サービスの向上のために、親切、丁寧なのは良いことなのですが、それにも程度問題がある、と思うこの頃です。