裏しかないからおもてなし
2週間のご無沙汰でしたこんにちは。
気温が高い割に湿度が低くて爽やかな気候ですね。
最近弁当を作ってます。昼ご飯用。
冷凍食品も最近のは結構美味しいと聞いたんで
それだけでもいいかと思ってたんですが
作り始めてみると自分で調理したくなりますね。
まあ卵焼きとか野菜炒めとかその程度ですが
これが結構楽しい。
人に食べさせる訳じゃないから
卵焼きが親の仇みたいに塩っぱくてもまあご愛嬌。
でも料理で人をもてなせるようになったら
面白いだろうなあとは思いますね。
同時に俺はどこに行こうとしているんだとも思うけど。
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【女生徒】
太宰 治(角川文庫)
女性が主人公の作品を集めた短編集。14編あります。
表題作の「女生徒」や
「すぐ近くのお湯屋へ行くのにも、きっと日暮をえらんでまいります」
で有名な「燈籠」もありますが、今回は「饗応夫人」を。
戦争で夫を亡くした未亡人と夫の友人だったどこまでも図々しい男笹島、
そして未亡人の家のお手伝いさんウメちゃんが主な登場人物です。
実はこの作品は高校生の頃にも読んだことがあって、
その時は語り手であるウメちゃんにばっちり感情移入してしまい
笹島のあまりの図々しさと、「(断れなくて)ごめんなさいね」と
ウメちゃんに謝ってまで献身的な饗応を続ける未亡人の不甲斐なさに
腹が立って仕方が無かったんですが
今読み返してみるともちろん笹島の振る舞いには腹は立つものの
この未亡人の行動にも興味がわきました。何故そこまでするのか?
作中で「逆上の饗応癖」と評されるように、
客をもてなすこととなると我を見失ってしまう癖があって
端から見ると病的な献身をしてしまうのか。
それとも夫を戦争で亡くし「未亡人」となった彼女は
そこに生きる意味を見出し、同時に死に場所と考えていたのか。
太宰が入水自殺する半年ほど前に発表された作品であることを
考えると「生きる意味」とか「死に場所」とかいう言葉が
また違って見えますが、まあもちろん真相は分かりません。
ただ「ごめんなさいね」とはいいながら笹島の来訪を嫌がっている
ようには見えない未亡人が初見から15年目にして印象的でした。

気温が高い割に湿度が低くて爽やかな気候ですね。
最近弁当を作ってます。昼ご飯用。
冷凍食品も最近のは結構美味しいと聞いたんで
それだけでもいいかと思ってたんですが
作り始めてみると自分で調理したくなりますね。
まあ卵焼きとか野菜炒めとかその程度ですが
これが結構楽しい。
人に食べさせる訳じゃないから
卵焼きが親の仇みたいに塩っぱくてもまあご愛嬌。
でも料理で人をもてなせるようになったら
面白いだろうなあとは思いますね。
同時に俺はどこに行こうとしているんだとも思うけど。
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【女生徒】
太宰 治(角川文庫)
女性が主人公の作品を集めた短編集。14編あります。
表題作の「女生徒」や
「すぐ近くのお湯屋へ行くのにも、きっと日暮をえらんでまいります」
で有名な「燈籠」もありますが、今回は「饗応夫人」を。
戦争で夫を亡くした未亡人と夫の友人だったどこまでも図々しい男笹島、
そして未亡人の家のお手伝いさんウメちゃんが主な登場人物です。
実はこの作品は高校生の頃にも読んだことがあって、
その時は語り手であるウメちゃんにばっちり感情移入してしまい
笹島のあまりの図々しさと、「(断れなくて)ごめんなさいね」と
ウメちゃんに謝ってまで献身的な饗応を続ける未亡人の不甲斐なさに
腹が立って仕方が無かったんですが
今読み返してみるともちろん笹島の振る舞いには腹は立つものの
この未亡人の行動にも興味がわきました。何故そこまでするのか?
作中で「逆上の饗応癖」と評されるように、
客をもてなすこととなると我を見失ってしまう癖があって
端から見ると病的な献身をしてしまうのか。
それとも夫を戦争で亡くし「未亡人」となった彼女は
そこに生きる意味を見出し、同時に死に場所と考えていたのか。
太宰が入水自殺する半年ほど前に発表された作品であることを
考えると「生きる意味」とか「死に場所」とかいう言葉が
また違って見えますが、まあもちろん真相は分かりません。
ただ「ごめんなさいね」とはいいながら笹島の来訪を嫌がっている
ようには見えない未亡人が初見から15年目にして印象的でした。
