彼等とは、土曜日の夜に逢う話になっていた。

前回逢った時に、土曜日に逢う事になった事をウィに話す。

『多分、みんな行かないと思いますよ。だって、土曜日は仕事だと私は車の中で聞いていますから。インドネシア人は、ジョークが好きなので、あまり信じないで下さい』


『あたしは、車の中で休みだと聞いてるけど?みんなでクラブに行こうって話たよ?ジョークなの!?』
あたしは、腑に落ちなかった…。
『明日は、夕方からなら予定空けれるから、何かあったら連絡ちょうだいね』
と、ちょっとガッカリしながら言った。

翌日の13時に携帯がウィから鳴る。

『みんな待ってますよ~!早く来て下さ~い』

あたし、昼間はムリだって言ったぢゃん…。

『今すぐは、行けないよ…多分、15時か16時じゃなきゃ行けないわぁ…』

『そうですか、じゃぁ みんなで待ってますね』

電話を切った後、こんな中途半端な時間からどこに行くんだろ?と思い、折り返し電話をした。

『みんな待てないって言ってるんだよねぇ。早く来て!』

ムリだって言ってるのにメチャクチャだな…

『いやぁ~、今からはムリだよ。で、今日は何処に行くの?』

『う~ん、何処か考えて下さいよ~』

何も考えてないんかいっ!?

『あたし行けるの夕方だから、時間中途半端だよねぇ。どうする?』

『みんなは、買い物したいって言ってますから、タクシー使って先に行ってますよ。後から迎えに来てね』

『とりあえず、終わり次第電話してすぐ行くから』

と、16時近くに ようやく電話した。

車で30分程で行ける場所にいたので、飛ばして20分で到着。
駐車場に着くと、お店の入口が見えて… あきらかに彼等が、暇そうにダラダラしてるし…。
急いで行くと、女性のサンは 遅い!って怒ったけど、事情話たら納得してくれた。
ちゅ~かね、あたしが遅くなる理由みなさん知らないって、どういう事!?

そして、店内ではウィが買い物中。あれ? 隣にはエスが!? 12人って…また車オーバーだよ…。どうすんだ!?

あたしは、ロビーでみんなと居たけど、な~んかみんな つまらなさそうだよ?

ようやくエスとウィが来て、車オーバーだと言っても、返って来る言葉は

『大丈夫よ~』

何が大丈夫なんだか。
案の定、ギュウギュウ詰めで乗る。


ウィいわく、彼等は回転寿司に行って どんなもんか見てみたいと。
で、近くの回転寿司に行ったんだけど…。
2階が 食べるとこなので、あたしはサッサとエスカレーターに乗ったら、入口付近のメニュー見て みんな顔が…しかめっ面。ホントに回転寿司に、来たかったの!? なかなかエスカレーターに乗らないじゃない。

あたしもウィもエスも2階に上がったもんだから、彼等も来たんだけど… 座って食べる気配無し。 ウロウロしてるだけ。

ウィは、エスとボックスに座ったので、あたしは あえて隣のボックスに。
だって、ウィとエスとは しょっちゅう回転寿司行くから、彼女達は段取りわかってるけど、彼等は わかんないわけだしね。
で、女性二人とウィ達4人で 一つのボックス。
あたしのボックスに、6人って…暑苦しいし狭いし…。
隣のボックスには 残りの2人が。
生物を食べない彼等は、から揚げとポテトとおいなりさんを繰り返し食べてただけ。

女性陣は、楽しくあれこれ食べてるのに、あたし…
みんなのお茶入れたり、説明したりで 何も食べれません…。その前に、狭くて暑苦しくて…。 しかも、辛党なので 全てに山のように一味をかける。 見てるだけで、ごちそうさま…。
でも、みんなに食べるよう勧められ、いくつか頼んだけど…
お寿司を一口で食べる事に 笑われ驚かれ、あたしが 口に運ぶ度に 5人が身を乗り出してジーッと見る。

味わってなんて食べれませんよ…。

普段は、手で食べる週間の彼等は ハシを上手に持てない。
ハシを使うあたしにも 関心を示し

(こんなにも文化の違いがあるんだなぁ)

と、暑苦しい中思った。

因みに、トビッコはインドネシアにもあるから 食べれるだろうと注文したら、お皿に二つしかないのに、5人のハシが寄って来て… 見事にトビッコだけ 味見され、情けな~い姿の軍艦巻きを 食べたとさ…。