前回の記事では94年を
サンプルに据えたわけですが、
｢優駿たちの蹄跡｣さんを眺めていた時に
ひとつ失念していたことに気が付きました。
92年ヤマニンゼファー(牡4)
93年ヤマニンゼファー(牡5)
↓
94年ノースフライト(牝4)
そして今年は…
22年ソングライン(牝4)
23年ソングライン(牝5)
↓
24年？？？
連覇年の翌年という共通点がありました。
｢今頃気づいたの!?｣という
皆さまの呆れ顔が目に浮かびます(^^;
大変お恥ずかしいです。
92･93年の連覇馬翌年を見たのなら、
もう一頭のケースも見ておかねばなりません。
08年ウオッカ(牝4)
09年ウオッカ(牝5)
↓
【10年】
1着ショウワモダン(牡6) ダービー卿①→メイS①
2着スーパーホーネット(牡7) フェブラリー⑮→マイラーズ⑨(2人)
3着スマイルジャック(牡5) 六甲S①→マイラーズ⑤(1人)
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
11着[外]ビューティフラッシュ(セン5) 2着同枠
14着リーチザクラウン(牡5) 当日1人気/マイラーズ①(3人)
出走構成は
・外国馬＝3頭
・3歳馬＝0頭
94年、今年と同じ出走構成ですね。
という事は【3歳馬＝0頭】という構成は、
ペンディングのためでも、
【外国馬＝1番人気】のためでもなく、
【連覇馬翌年】のための構成なのかも知れません。
そして94･10年を並べてみますと…
【1着】
94年ノースフライト(牝4) 京都牝馬①(57k)→マイラーズ①(55k)
10年ショウワモダン(牡6) ダービー卿①→メイS①(59k)
当年連勝歴かつ(前走)増量1着歴を所持。
後者は58k以上1着歴かも知れません。
因みに94年はまだ【57k/55k】時代です。
ともに条件を満たす馬は
[外]ロマンチックウォリアーのみ。
（59kが前走かつ増量ではありませんが）
あとは連勝歴だけですが、
パラレルヴィジョン
連勝歴はないが59k(ハンデ戦)はクリアしている
ソウルラッシュ
前走の連勝歴ではありませんが、
連勝+58kクリアをしている
ナミュール
やはりこれまでの想定と同じような馬が浮上します。
そして今回の視点から見た場合には、
パラレルヴィジョン ＞ ソウルラッシュ
のようにも思えます。
私は【外国馬＝1番人気】に拘りたいので
あくまで94年に重点を置きますが、
▲パラレルヴィジョン
ショウワモダンをやるとしたら確実にこちらだと思います。
◎を結論つけた後に補足記事で
▲を打つのは格好悪いかもですが、
どうにも怪しいのでご容赦ください(^^;
【2着】
94年トーワダーリン(牝4) 1500万①→陽春S⑥
10年スーパーホーネット(牡7) フェブラリー⑮→マイラーズ⑨(2人)
戦歴だけ見比べると
明らかに【混ぜるな危険】という印象です。
詳細は割愛しますが同枠馬を見比べても
共通項を探しても仕方ない気がします。
ということは、
この2着馬の選択＝94･10年の選択
が今週の一番のシナリオ分岐点なのかも、です。
私がその３の記事で
パラレルヴィジョンとコレペティトールを2着に期待したのは、
単に条件戦1着歴を所持していたからなのですが、
10年を優位とした場合には厳しそうです。
トーワダーリン 阪神JF⑥
スーパーホーネット 朝日杯②→マイルCS②
マイルGⅠ連対歴…特に2歳GⅠ出走歴は
トーワダーリンも所持している点を考えると、
セリフォス(牡5) 朝日杯②→マイルCS②
ステラヴェローチェ(牡6) 朝日杯②
スーパーホーネットが所持している
フェブラリーS出走歴を
対角＝ガイアフォースで補填しているセリフォス。
[外]ビューティフラッシュ同様に
外国馬を同枠に抱えたステラヴェローチェ。
どちらも甲乙つけがたいですね。
外国馬の同枠、朝日杯②の両方を枠で満たすなら
16番エルトンバローズなのですが、
戦歴的にトーワ・スーパー双方から遠い印象です。
最終的にすべての条件を満たせるのは
[外]ロマンチックウォリアーが
1着するパターンなのですが、
今年の外国馬が両馬とも宝塚記念にも
登録していることを考えると、
安田記念1番人気歴を持ち込もうとしている
【宝塚記念】の方が本命なのではないでしょうか。
以上、94年を本線に据えつつも、
10年がサンプルだったケースも
想定しておきたいと思います。
改めて皆さまのご券当をお祈りいたします。